カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
オークン!!!
素敵な出会い
ずっと前からこのプランに行ってみたいと思っていたのですがなかなか踏み出せないでいました。不安や期待があり、いろんなことを学びとって帰ってきたいと思っています。将来教師という路に進むので、ここでの学びを子どもたちにも伝えられたらなと思っています。よろしくお願いします。
このボランティアは、私の人生の大きな大きな出来事になりました。海外に一人で行くのはとてもわくわくするものででしたし、自分の成長につながったと感じています。現地の方と大いに触れ合うことができたため、現地の生活やクメール語を全身で感じ、カンボジアになじめているような感覚になるほど、本当に一日一日が濃い一週間でした。
行った当日は、ホームステイ先の家族の方が受け入れてくれました。日本語も英語も全く通じないため、家族の方とどう接してよいのか初めはしどろもどろでした。ですが、言葉の壁をなくすものがありました。それは「ごはん」です。カンボジアでは食事はとても重要なことであり、大切なことでした。カンボジアで特に使って喜んでもらった言葉は「チュガニュ」だったと思います。(日本語では「おいしい」の意味)ホームステイ先のパパは毎日朝・昼・晩と食事を作ってくれました。パパは私たちが食事している姿を近くで見ていることが多く、私は何度も「パパ、チュガニュ、チュガニュ」と言いました。本当にどれもおいしいものばかりで、毎回おなかいっぱいになるまで食べていました。その姿をパパは嬉しそうに喜んでくれていました。日本人用にアレンジして私たちのためにわざわざ用意してくれたパパには、本当に感謝しています。
学校では、一日目から元気の良い子どもたちがたくさん出迎えてくれました。私の行った村の子どもたちは、日本語も英語も勉強を始めて1・2年目だったため、コミュニケーションは、ジェスチャーや指さし単語帳を使っていました。はじめましてのあいさつ代わりのように、まず子どもたちからは、「お名前は?」という言葉をかけられました。「なつみです」というと、「なつみ、なつみ」と何度も繰り返して名前を呼んでくれました。子どもたちは、すぐに名前を覚えて、なにかあるとすぐに名前を呼んでいろんなことを身振り手振りで教えてくれました。授業中の子どもたちは、とっても元気で、なにか書き終わったら「せんせい、せんせい」と大きな声で呼んでくれました。わからない読み方の時もすぐに聞いてくれ、勉強熱心な子どもたちばかりでした。クラスには子どもたちが30人前後で、私たち日本人が3・4人、現地の先生が1人という先生の多い授業でした。びっくりしたことに、現地の先生は私よりも年下でした。しっかりしていて、日本語や英語を自らも学びながら、子どもたちに教えていました。教科書はみんなで使って大事にしていたり、子どもたちの持ち物は大事にされたノートやペンで、それを持ってくるための袋は、スーパーの袋のようなものであったりしました。ですが、それがここでは当たり前であり、普通でした。私はこのボランティア中、日本の価値観では全く考えることをしませんでした。日本での環境とカンボジアでの環境は全く別であり、その環境に良いも悪いもありません。カンボジアの子どもたちは幸せを感じて生活を送っているように感じました。素直で素敵な笑顔で、頑張って生きてる子どもたちには、これから明るい未来が待っていてほしいと心から思いました。ガイドさんからカンボジアの現状を聞くと、悲惨なこともありました。ですが、私の出会った子どもたちには、もっともっと生きることの喜びや楽しさを知って、乗り越えてほしいと思いました。
出会った子どもたちには絶対もう一意度会いに行きます。成長した姿を見に行きたいです。そして、私も成長した姿でもう一度子どもたちの前で日本語と英語の授業がしたいです。
カンボジアの人たち・子どもたち・先生・パパママ・そして、一緒に過ごした日本人の仲間たちと出会えて、素敵な一週間を送れたことを誇りに思います。
みんなオークン!!!
これからもっとたくさんの子どもたちに会いたいです。教員として、日本の子どもたちにはもちろん、海外の子どもたちにも会いたいです。そして、この経験を伝えたり、さまざまな子どもたちに出会い、考えを深め、もっともっと自分自身の成長につなげていきたいです。
子どもたちの成長した姿に会いに行くため。
子どもたちの笑顔でぜひ幸せになってください。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
これからも応援してます。とても良い経験をさせていただき、ありがとうございました。今後とも関わっていけたらなと思っています。本当に感謝でいっぱいです。