カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
みんなの笑顔が本当にステキ!
すごく良かった!
もともと異文化や国際交流が好きでした。留学で何度か海外に行ったことがありますが、ボランティアというかたちで海外にいき、ボランティアだからこそ見える景色から色々なことを学びたいと思ったことと、自分の固定概念や殻を割りたいと思ったので参加しました。
「何かが変わるかも。」そんな期待を込めて参加しました。
もちろん不安はありました。いままではカンボジアはざっくりと”貧しい国”としか思っていなくて、母はこの参加にあまりいい顔をしてくれていませんでした。
初めて学校に行って授業したときは子供たちに助けられました。みんな意欲的で元気に手をあげてくれるから、滞ることなく、楽しく授業ができました。本当にみんな元気で意欲的!勉強させられているのではなく、勉強したくてしているんだと感じました。
休み時間には先生の取り合いみたいで、遊んであげるよりも遊んでもらっている側だったかもしれません。本当にみんなすぐ仲良くなってくれるし、自分の担当のクラス以外の子でも、ちょっと追いかければすぐに追いかけっこが始まったり、コートに行けばバレーボールに混ぜてくれました。売店で売っているゼリーが入ったかき氷がすごくおいしくて1日に3つたべたこともありました。あれだけオープンな売店でも盗むような子はいないようでした。いつのまにか売る側に立っている子がいてみんな信頼しあっているんだと思いました。
登下校時には近所の子が「ばいばーい!」と大きな声でいつも言ってくれて、走って駆け寄ってきてくれました。学校の子供たちと手をつないで帰ったり、一緒に帰るため待ってくれる子たちがいて、一緒に帰りたいとおもってくれたんだなと思うとうれしかったです。
家に帰ってご飯を食べ終わると、いつの間にか子供たちが集まってきて、本を使って話をしたり、みんな砂だらけになって遊んでいました。この時間が最高に楽しかったです!
たしかにカンボジアは日本と比べれば、虫がたくさん飛んでるし、雨水で水浴びだし、ぼこぼこ道だし、子供が乗っている自転車はブレーキが効かないのがほとんどで、不便、不衛生、危険だと感じるとこもありますが、逆に、日本での仕事や勉強に追われる毎日と比べたら、カンボジアでの時間は穏やかだなと私は感じました。携帯電話が使えなくてもまったく必要に感じなかったし、子供たちと遊んでいるほうがすごく楽しかったです。
最終日には「せんせい、らいねんくる?」「らいねんもう1かい」と言ってくれる子どもがいることと、この参加にいい顔をしていなかった母が、帰国して私の話を聞いて「よくやったね」と言ってくれたことが、来年また参加したいと思う私の支えになり、勉強を頑張っていけそうです。また行きたい、まだカンボジアにいたかった、みんなとお別れしたくない、別れが寂しくて泣いた、という経験を本当に誇りに思います。
他国で経験した留学よりも、このカンボジアでの経験がなによりも自分を成長させたと感じました。こんなに充実していて毎日疲れるまで遊んだ1週間はありませんでした。また、子供たちの勉強意欲に私が背中を押され、イヤイヤ勉強している自分が情けなくなりました。ざっくりとしていた自分の将来についてはっきりと「自分がやりたいことはこうだ」と見つけることができた気がします。
現地ぼらぷらスタッフ、子供たちとまた遊びたい!
自分から楽しむ努力をすれば倍の楽しさを得ることができ、得るものが大きくて多いです。1分1秒も無駄にせずに楽しんでください!1人参加余裕ですよ!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
現地でお世話になったゆかさん、ピャクダイ、チェン、タウ先生、本当にありがとうございました。帰国して2日目ですが、コムルーで過ごした日々がずっと頭に残っています。来年、機会があれば参加したいと思います。それまでお元気で!また会いましょう!