カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
"さきさん、ありがとう、ぜったい、わすれない。"見送りにきてくれた子どもに別れ際に言われた一言です。
絶対行くべき
今まで自分のために生きてきた私ですが、誰かのために生きたいと思うようになりました。
仕事上、人(生徒)のために仕事をしていますが日本の教育にはまる自分が怖くなっています。
発展途上の国の子どもたちは学ぶことに楽しさや嬉しさを感じていると聞きました。日本も昔は学ぶ楽しさや嬉しさがあったはず。国は違えど、学ぶ楽しさやを持つ子どもたちにあって見たいと思いました。
教育の原点を知りたいと思いました。
海外には旅行で先進国へは行ったことがありましたが、途上国へ行くのは今回が初めてでした。食事や文化の違いに不安を抱えていましたが、現地のマダーイ(お母さん)は毎日美味しいご飯と私たちが過ごしやすいように掃除もしてくれました。
朝からハエが私の周りを飛び回り、毎回ハエに向かって怒っていました。他の方の感想文にもありましたが、3日も経つと慣れました。
村での生活は全てが初めてでした。洗濯は雨水で手洗い、お風呂は水をかぶるだけ。もちろん、初日は抵抗がありました。蛇口をひねればお湯がでる環境に25年間も過ごしてきたんですから、当たり前ですよね。でも、なぜか慣れるんです。それは一緒に参加していた方も言っていました。
電気のない学校ではチャイムがありません。先生やボランティアの日本人が"チョリエン(授業)!"と言うと遊びをやめて教室に入っていくんです。授業中には子ども達がみんな"わたしーー!"と手を挙げて授業に取り組んでいる姿に圧倒されました。勉強が苦手、得意な子どもや人見知り、人懐っこい子どもなどは日本とは一緒です。いろんな子どもたちがいました。しかし、授業への熱意はみんなとても強く、教えているこちらもとても楽しかったです。
現地の先生は日本語の勉強を熱心に取り組んでいて、合間に私に日本語について聞きにきてくれました。教師も常に学ぶ心を忘れてはいけないことを改めて考えさせられました。
そして、まだ大学生なのに普通に授業をしている参加者に感銘を受けました。
参加者の中には教員を目指す学生や、教育関係で仕事をしている社会人が何人かいたため、自分の将来のことなどを話し、刺激になりました。ホームステイ先では夜の満天の星空の下で語り合ったことは一生忘れません。
日曜日はアンコールワットをはじめとするカ観光地へ足を運ぶことができました。カンボジアの残酷な歴史は衝撃的ですが、まだ現在も安定した生活ができているひとは一握りでしかありません。学校へ通い、知識を持った人間へと育ち、自分の力でお金を稼ぎ生きていけるようになるまではまだまだ時間がかかると感じました。
現地の子どもたちにたくさん学ばせてもらいました。そして、一緒に参加した熱い仲間たちからもたくさんの刺激をもらい、いろいろなことを学ばせてもらいました。ありがとう、みんな。ありがとう、カンボジア。
まずは職場で生徒たちにこのことを伝えようと思います。最近はやりたいことやなりたい夢を抱かない子どもが多いので、私の経験が子どもたちにとって何かのきっかけになってくれればなと思っています。
私自身も、来年は青年海外協力隊として任地で活動することが予定されているため、今回の活動を少しでも活かしたいと思っています。また、今後もカンボジアだけではなく、途上国の現状の情報を受信し、私にできることを行動できるようにしたいと思っています。
同じくらいの金額でハワイやグアムへ行くのも楽しいかもしれません。でも、その値段以上の価値を得ることができます。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
しょうたさん
毎日サッカーのユニだったけど、日曜日はちゃんと洋服きてましたね(笑)
みどりさん
来年、どこかで会えたらいいなぁ。。。
タウ先生
ふーるいーあーるばーむーめーくりぃ♪、タウ先生の美声が聞きたいよー。