カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
自然、歴史、人々、食事すべてが新鮮で楽しかった
いい経験に
私は日本以外の国に関心を抱いていて、いつもと違った環境、習慣、生活を味わってみたいなと前から思ってたいました。そんな中で、このカンボジアボランティアを通して、日本とは異なる生活を体感できる良い機会だと思い、参加しました。カンボジアという発展途上国に対しても興味を持っていて、ここでの生活を肌で感じることで何か私の人生にいい刺激になると考えました。ボランティアや子供に対しても、関心があり、私にぴったりの活動であると感じました。若いうちに多くのことを体験したいと考えている私の中で、このような活動は非常にいいものであり、ぜひ参加したいと思いました。
このカンボジアボランティア体験は、長いようで短いあっという間の9日間だった。それほど感じるものが多く、考えさせられた。初めてカンボジアニア足を踏み入れた時に、じめじめとしたすごい湿気を感じた。同じボランティア活動を行うほとんどが初対面の方々だったが、気さくに話しかけてくれてすぐにその壁はなくなった。一日目の夜にカンボジアにつき、そのまま深夜にゲストハウスへ。水道水をそのまま口にすることもできないし、シャワーの水圧も弱く、私の場合は手を洗った後も、念のためアルコール除菌シートでまた手を拭いていた。二日目から、ゲストハウスからバスで1時間ほど離れている村へ行き、本格的にカンボジアでボランティアが始まった。バスの窓から外を眺めていると、少ない建物の中に家が何件かある状態で、街灯も町を離れるにつれ次第に無くなっていることに気付いた。
ホームステイ先の家につき、その日の午後からすぐに日本語・英語授業は始まった。風呂場、選択、お手洗いは主に雨水を溜めたものや井戸水を使い、寝床もひとり一個ベッドの周りにショールのようなものが掛けられて虫よけとなっていた。ステイ先のパパが毎回食事を用意してくれ、二日目の昼食にて初めての料理を口にした。日本人にも合う味にしてくれていたのもあったが、予想以上においしく毎回のおかずが楽しみになるほどであった。飲み水は、ステイ先に現地のペットボトル飲料水が大量に保冷BOXの中に管理されていた。
そして子供たちの第一印象は、積極的で常に楽しんでいた。「誰かできる人?」と聞くと、クラス全員が手を挙げて「わたし!わたし!」と熱心な様子だった。日本では、挙手させると手を挙げる子供が少ないが、カンボジアの子供たちは全員が学ぶ意欲が強く、教育現場においても日本との違いに驚かされた。昼休みには男子は半ば強制的に子供たちとのサッカーに連れられ、高い気温と照りつける太陽の下で子供たちと汗だくになるまで、ボールを追いかけた。
オプションツアーでは、遺跡巡り、オールドマーケットでの値切り、アンコールビールと共に伝統舞踊を見ながらカンボジア料理を嗜んだ。アンコールワット、アンコールトムでは建築のすごさ、歴史や自然の力を感じた。なかでも、多くのカンボジア人の命を奪った戦争や地雷の無意味性、虚しさを強く考えた。
多くの体験をこの短い期間で体験することができたカンボジア。日本にいてはできないことが多く、非常に新鮮だった。子供たちとのひとつひとつの思い出やステイ先の家族、すべてのカンボジアの人々の心の温かさが最も強く感じたものだった。
ボランティア活動に対する考え方に変化が生まれた。日本よりもまだまだ発展途上なカンボジアでも、日本よりも人々の心の温かさや自然や歴史を感じた。子供たちの学校教育の重要性やカンボジアの未来のためにも、可能な範囲で貢献していきたいと思った。中でも、私が9日間で体験し感じたことを、友人や家族をはじめより多くの人々に伝え、カンボジアにもこんなに自然が綺麗な部分があるんだ、こんなに楽しい人々で溢れているんだ、ということを多くの日本人が知る価値があると考える。
このような体験をもう一度違う形でもぜひ!
必ずいい経験になります。子供たちをはじめ多くのカンボジア人の温かさを堪能してきてください。