カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
子どもたちの笑顔に、村の方々の温かさに、歴史に、様々なものに触れることで、日常の素晴らしさや人の温かさ、有難さを体感できます。
1人参加で不安、現地の治安が心配、語学力が心配、自分にできるかな、視野を広げたい、成長したい、将来の進路に活かしたい、現地の様子が見たい・知りたい、子どもたちと交流がしたい
感謝でいっぱい
教員を目指しているため、自分の目で見た世界を子供たちに教えたい、より多くの経験をしたいと考え、参加を決めました。何事にも窮地に立たされないと自分に厳しくなれないので、単身で、自己啓発の意味も含めて、人の役に立つことがしたいと思いました。
小学校での授業は1・2年生と4年生の日本語・英語を担当しました。1コマ75分の午前午後に2コマずつです。授業間の休み時間は30分もありました。そのたびに生徒たちは校庭に出て元気に走り回っていました。生徒は皆本当に人懐こく「せんせぇーい!」と手を引っ張ってキャッキャッと笑う姿はとても可愛らしく、子どもの純粋な笑顔は国を問わず変わらないものなのだなと思いました。
日本の子どもたちとの違いは、どの学年も「学ぼう」「学びたい」という意欲が非常に強いことです。一人ひとり前に出てきて大きな声で音読をしたり、ホワイトボードに書いたりするのですが、わからなくても「わたすぃー!!!」と言って手を挙げ、自分を指名してもらえないと「つぎわたすぃ!!!」ととても悔しがります。なら、と当ててみると「これなに…?」となることも多いのですが(笑)わからなくてもやってみよう、間違うことは恥ずかしくないこと、間違えても何回もやって覚えればいい。このことを日本の子どもたちよりもよくわかっているなと思いました。私も見習いたいところです。
反抗期真っ只中の4年生の授業にはとても苦労しましたが、どうしたら学んでくれるのか、楽しく集中してもらえるのか工夫することの重要性を学ばせてもらった貴重な経験となりました。
最後の授業では生徒たちに夢を書いてもらいました。
ガイド、警察官、パイロット、医者、先生、ボクサー、消防士…様々ありました。先生と書いた子が1番多かったことは嬉しかったですね。
なぜクメール語だけでなく、日本語や英語を学ばせるのか。アンコールワットが世界遺産になってから観光地としてめざましく成長を遂げてきたカンボジア。しかし、先ほどから記している通り市内と村では格差があります。観光が盛んなカンボジアではガイドが必要です。現在では3000人程ガイドがいるそうです。子供たちが日本語や英語が話せるようになれば、ガイドとして働けるかもしれない。子どもたちの将来の選択肢を広げることができる。出稼ぎに出ることもできる。そのために外国語を学ばせるのだと現地スタッフの方は仰いました。自分の今回の滞在で、子どもたちに少しでも良い影響を与えられていたら、選択肢を少しでも多くする手助けができていたら嬉しいなと思います。
この9日間で日本では得ることのできない多くのことを得ることができました。教えに行くという目的で行きましたが、やはり逆に教えられてこと、学ばせてもらったことの方が多かったように思います。自分の視野や価値観、選択肢を広げる良い機会となりました。
またいつの日か、カンボジアに、トレンアップ村に行きたいです。大きくなった子どもたちに会いに。
教員を目指し、それに活かせればと参加しましたが、この経験は自分の人生の選択や、日常生活、全てに生かせるのではないかと思います。自分がどれだけ恵まれて平和に育ったのかを、そしてそれに対する感謝を忘れてはならないと思いました。今後、自分が、友人が、家族が何かに迷った時、行き詰まった時、この経験を思い出し、役立てることができればと思います。
現地スタッフの方々がとてもユニークで、日々努力されている姿に感動しました。もう一度会いたいと思います。
きっと何かを得ることができます。目的を持って、やり抜いて下さい。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
現地スタッフの皆さん、ステイ先に何度も会いに来てくださり、毎日笑顔で優しく接してくださり、本当にありがとうございました。短い間でしたが、大変お世話になりました。いつも日本語の勉強を頑張ってらっしゃる姿が印象的でした。いつか私もクメール語を覚えて、再会出来ることを願っています。また会う日まで!!