カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
私がカンボジアにいる間、不思議なことに、カンボジアが貧しい国だとは一回も思いませんでした。カンボジアで出会った人たちの心がとても豊かだったからだと思います。
現地の治安が心配、語学力が心配、自分にできるかな、英語を上達させたい、視野を広げたい、成長したい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、現地の様子が見たい・知りたい、現地の生活を体験したい、子どもたちと交流がしたい
もう一度行きたい
私の将来の夢は小学校教諭となり、子供時代に私を支えてくれた社会に恩返しをすることです。そのためにも、今、たくさんの国や地域をこの目で見て、感じ、学びたい。様々な方々とコミュニケーションをもち、幅広い社会観、人生観を持てるよう視野を広げたい。このような理由から、このボランティアへの参加を希望しました。
2月にカンボジアへ行き、村の小学校で英語と日本語を教えるボランティアに参加してきました!
カンボジアを本気でアフリカだと勘違いしているような私が、4日間だけでも発展途上国に行くことは、周りの人を相当心配させる出来事だったと思います(笑)
私自身、行く前日までかなりビビっていました(笑)
私がとにかく知りたかったのは、カンボジアの教育の現状です。日本との違い、環境、教材、学習内容、指導方法、重視しているものは、、、?
カンボジアの小学校の教室にはみんな裸足で入ります。授業中に猫さんや鶏さんも入ってきます。黒板は日本よりも水色に近く、チョークの色も薄いので、目の悪い私にはよく見えませんでした。子供たちはボロボロのノートを一冊。ずっと使っているのであろう、小さな小さな鉛筆やボールペンを1本ずつ持っていました。筆記用具を持っていない子もいました。
授業は一コマ75分。私が入った低学年のクラスでは、75分の間に英単語を復習で5つ、新しい単語を5つ。読み、書きを繰り返しながら学習します。
いろんな教材や教具がなくても、紙とペンと机と黒板だけで授業ができることを知りました。
また、子供たちの真っ直ぐな心に何度も感動しました。言葉が通じなくても(練習したクメール語も全く伝わらない 笑)子供たちが心から笑ったり、悲しんだり、怒ったりしていることは不思議と伝わりました。その姿が本当に美しかったです。
カンボジアに行った2日目には、実際に授業をやらせてもらうこともできました!もっと分かりやすく教えたかったし、自分の語学の勉強さえ中途半端なのに教える資格があるのかとも思ったけど、必死になって授業に参加する子供たちにいい刺激をもらえたし、何よりすごく楽しかった!☺️
揃えられていない靴や集中できていない児童をみて、もっと自分に何かできないのかとも思ったけど、何もすることができないまま、あっという間にボランティアが終わってしまいました。
カンボジアにいながら、ここ山形みたいだなぁ〜〜ってずっとぼやいていたけど、帰りの家路の長さに、カンボジアってこんなに遠いんだと実感しました。同時にこんなに遠い場所に自分を受け入れてくれる場所があることに感動しました。
自分の居場所がないと孤独を感じてしまう日本の子供たちに、自分の居場所は決して日本だけではなくて、自分を心から必要としてくれる人は世界中にいっーーーぱいいることを伝えたいです。そして、いろんな人に愛されるように、挨拶のできる、ありがとうの言える、素直な心をもった子供たちを育てていきたいです。
また、語学は世界の人々と繋がれる素敵な道具であることを実感したので、もう一度、中途半端な語学を勉強し直したいと思いました。
私がカンボジアにいる間、不思議なことに、カンボジアが貧しい国だとは一回も思いませんでした。カンボジアで出会った人たちの心がとても豊かだったからだと思います。
カンボジアで出会った、日本の仲間、ホームステイ先のファミリー、学校の先生、子供たち、みんなに“オークン”
教員として教壇に立つとき、自分が母親として子供を育てるとき、こな体験で得た新しい価値観を心に留めて、子供たちに働きかけていきたい。
今回の体験で、前よりも子供たちのために何かしたいと思う気持ちが強くなった。
もっと他の国のこと、世界の子供たちのことを知りたいと思ったから。
ぜひ!不安な気持ちもあると思いますが、一緒に挑戦しましょう!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
ぼらぷらのスタッフの方は、私のどんな些細な質問にも丁寧に答えて下さり、海外に行く不安を取り除いてくださりました。こんなに丁寧な対応ができるスタッフさんたちを見習いたいと思ったし、そんな社会人になりたいと思いました。
この度は本当にお世話になりました。ありがとうございました!!