カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
4年生の子どもから、「ゆうすけ、去年より大きくなったね」と言われました!覚えてくれていたことが嬉しかった!授業をして僕からも、「レイ、日本語上手になったね」と返し、ニコニコしている姿が印象的でした。
人の役に立ちたい、子どもたちと交流がしたい
素敵な出会い
5回目の参加になります。現職の中学校教員として勤務するなかで、開発教育に興味を持ち、活動しています。前回は高学年を担当するなかで、子どもたちの成長を肌で感じることができました。今回も、現地の人と向き合って、少しでも力になれたらと思います。
今回は5回目の参加ということで、申し込み時に少し迷いはありました。何かあの村にプラスでできることはあるのか、イメージがわかなかったからです。しかし、帰国してから真っ先に思ったことは、「やっぱり、行って良かった」ということです。
特に、5回も連続になると、現地の人たちもすごく自分のことを待っていてくれているんだな、と感じました。「やぁ、待っていたよ!」とか、「今回はいつまでいるの?」「後で来てよ」などといった言葉をたくさんかけてもらい、カンボジアに第二の故郷ができた感覚になりました。また、子どもたちも、自分のことをしっかりと覚えていてくれて、授業のほかにも、たくさん一緒に遊んだり、話したりすることができました。
個人としてできることはあまり変わっていないのですが、それでも継続していくことで、地域の中に溶け込み、地域と一体となって頑張っていけるのだな、と感じました。
授業では、今回も4年生~9年生の高学年クラスを担当しました。7年生~9年生は、小さい頃より知っている顔なじみのメンバーですが、1年経つたびに大人になっていく様子がうかがえて、とても感慨深いものがありました。と同時に、だんだん人数が減っていってしまう現実もありますが…、中学生なのだからそれも仕方のないことなのかも、と思いつつ、彼らが「日本語や英語を勉強してよかった」と心から感じられるような、具体的な場面を見せてあげられたら良いなぁ、ということも考えました。(雇用など)
4年生~6年生は去年から担当した生徒たちですが、着実に日本語がうまくなっていると感じ、とても楽しく授業をすることができました。
カンボジアで知り合ったさまざまな「人」について、一つの授業の単元を作り、日本の子どもに伝えると同時に、研究授業などで発表をしていきたいと思っています。そして、多くの人に、さまざまな世界の現実を伝えていければ良いなぁと考えています。
今さら「行かない」とは言えないから…
現地の人たちにどんなことができるのか、ということを考えながら、一生懸命に活動をしていけば、それが必ず相手に伝わると思います。心を寄り添わせることだって構わないのだと思います。