カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
日本では当たり前のことが当たり前ではない世界。そこには日本とは違った幸せがたくさんありました。
1人参加で不安、語学力が心配、視野を広げたい、成長したい、現地の様子が見たい・知りたい、現地の生活を体験したい、子どもたちと交流がしたい
絶対行くべき
異文化を体験してみたい、海外の子どもたちと関わりたいという思いが強く、去年オーストラリアのシドニーでのチャイルドケアセンターのボランティアプログラムに参加しました。そこでの素晴らしい経験から、今度は発展途上国での生活を実際に自分の目で見て、感じて、確かめたいと思いました。自分にできることはないか、探してみたいです。
現地の生活を自分の目で見て、感じて、確かめたいと飛び込んだボランティアでしたが、すべてが素晴らしい経験になり、たくさんの出会いがあり、実際に行ったからこそわかるのものがあると感じました。
電気も水道もなく、洗濯は手洗い、蚊帳のなかで寝て、お風呂は桶を使って水浴びと日本では考えられない環境でしたが、不便と感じることはありませんでした。朝、動物の鳴き声で目が覚めて、ステイ先のママの美味しいご飯を食べ、お昼はハンモックでのんびりと過ごし、日が暮れてきたら遊びを切り上げて家に帰り、ご飯を食べ、早くに就寝。そんなのんびりとした時間の流れにはたまらないものがありました。日本で過ごして感じるものとはまた違う「幸せ」がありました。
小学校の活動は少し心が痛くなる部分がありました。日本では当たり前のものが当たり前じゃない、わかっていても比べてしまう面が多々ありました。子供たちは何事にも一生懸命取り組んでいて、こうして勉強し、日本語や英語を話せることがこの子たちの将来に繋がっていくのだろうかと考えると感動がありました。同時に私たちにすべきこと、できることはなんだろうと考えさせられました。実際に授業をしてみて感じたことは手応えのなさです。どこまで日本語や英語の授業が子供たちの身になっているのだろうと疑問に思ってしまう部分もありました。それでも子供たちはやる気があります。教師として前に立つ日本人ボランティアに応えようという気持ちもあります。だったら、私たちもそれにこたえなければなりません。そのためにどうすべきか。日本人ボランティアはプロの教師ではありません。ですが、私たちにだからこそできることもあるのではないかと感じました。出会った日本人ボランティアは本当に志し高く、熱意のある方ばかりでした。一緒に過ごした時間は楽しいだけでなく、たくさんの刺激をうけました。似た志し、考え、熱意を持つ人たちが集まるからこそ、よりよいものを考えていけるのではないかと感じこれからの可能性を強く感じました。
私は今回のボランティアを通して、今すぐに改善され、良くなるなんてことはありえないと感じました。だからこそ、長期的に関わっていくことが大切なのだと思います。同時に私自身が子供たちの成長、これからどんどん変わっていくであろうカンボジアという国を見続けたいと思いました。なので、これで終わりにせず、これからも活動を続けていきたいと思いました。私一人ではなにも変えることはできません。現地のスタッフはもちろん、子供たち、日本人ボランティア、出会った人たちはみんな本当に素晴らしい人たちでした。全ての人たちと協力し合い、助け合いながら今後も関わり続けられれば嬉しいです。
本当に素晴らしい経験でした。今回できたことは少なく、考えさせられる点も多くありました。今後の子供たちの成長を見届けたい。なので今回で終わりにせず、また参加したいです。
悩んだら実際に行動してみてください。初めての海外で不安、言葉に自信がないなんて問題は意外とどうにでもなります。実際に行動するからこそ得られるものが必ずあります!