カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
帰っていく会員さんにバスから「ありがとう」って言われた時は嬉しかったです
成長したい、将来の進路に活かしたい、子どもたちと交流がしたい
感謝でいっぱい
また子どもたちに会いたいと思ったから。
帰国して数日経ったのですが、毎日カンボジアのことを思い出し、子どもたちは元気かなって思う日々を過ごしています。
半年ぶり2回目の参加でしたが、大通りから村に行く1本道に入った時は、戻ってこれたという喜びでいっぱいでした。1度経験しているため水浴びや、蚊帳など日本に馴染みのない物に驚く事はないですが、やはり全てが新鮮なものに感じました。
今回再びボランティアでカンボジアを訪れるということで、私の周りには少なからず、どうして何度もボランティアに参加するのか、と疑問を持つ人がいました。自分は海外に行ってまでボランティアをしようと思わない、と否定されたこともありました。お金を寄付することが直接的な支援になるんじゃないかと言う人もいました。私も以前まで似た考えだったのでその気持ちは分かります。
でも、2回参加して感じたのは、教養はお金では買えないということです。カンボジアでは知識人と呼ばれる人達が無差別に虐殺された内戦が40年前まであり、教育を受ける機会が奪われていたということが近い過去まであったからこそ、学校という場で教養や道徳を身につけて、何が正しくて何が間違っているのかを学ぶ必要があると思います。お金を寄付すれば、生活環境は今より改善されるかもしれません。でも他人に与えられたお金で生活することは自立には繋がらないし、知識を身につけることが自立への手段になるのではないかと思うようになりました。教養はお金では買えません。誰かが教えなくてはいけません。何よりその教養が子どもたちの未来を作ります。
日本にいる時に大小含め様々な幸せを感じたことはありましたが、今回の参加を通して、私たちが教えた日本語や英語が大好きなこの村の子どもたちの未来を少しでも幸せなものにできたら、笑顔で生活してくれたらこれに優る幸せはないんじゃないかと思うようになりました。
教えに行っているはずなのに、いつも教えられることばかりのこのボランティア。充実した日々に関わってくれた全ての人に感謝しかありません。本当にありがとうございました。
私は当初、大学卒業後は多分国際協力とは全く別の進路を歩むことになるだろうから、できるだけ学生のうちにこのプログラムに参加したいという気持ちで申し込みましたが、今回たくさんの経験をさせていただいたことで、誰かの人生を支え、寄り添える職業に就きたいと思うようになりました。今後はその感情を忘れず、これからの進路を決めていきたいと思います。
子どもたちの成長を見たいから。
もし迷っているなら1歩踏み出してみてください。勢いで出した1歩は必ず確かな歩みになります!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
今回駐在補助として活動するにあたり、丁寧に対応していただき、不安を取り除いてくださったぼらぷらスタッフさん、現地での生活をサポートしてくれ、いつも優しく声をかけてくださったシアン先生、ヴン先生、サン先生、人一倍カンボジアのこと、子どもたちのことを想って行動し、隣で私を助けてくださった、尊敬するじゅんちゃんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また必ず行くので、その時はよろしくお願いします。