カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
行かなければ見えない「景色」。行ったからこそ変わった見える「景色」。十人十色の「景色」がそこにはあります。
感謝でいっぱい
私の祖父の家は福島県にあるのですが、田舎の古い家の為、昨年の東日本大震災で大きく破損しました。当時私たちは家族で駆けつけていたのですが、祖父の家の地区は宮城等に比べて損害が小さかったため、国からの修復サポートは受けられませんでした。そんな中、近所のマンションの子供達が首から放射線濃度測定器をぶら下げながら、大丈夫か、何か出来る事はないか、と訪ねて来てくれたことに心から感動し、初めて人と人のつながりを意識し、そして、自分たちが如何に恵まれた環境にあるかを実感しました。そんなつながりを世界規模で持っていけたら、そして世界の子供達の未来に、私の知識や経験が役立てたいという思いから今回応募させていただきました。
参加初日、見たことも無い景色と、日本とは異なる環境に戸惑いを隠せませんでした。
しかし初日から暖かく迎えてくれた参加者たちや、職員の方々のおかげで、1時間後には不安も忘れていました。
学校には日本より何倍も元気な子供達がいて、一人ひとりが堂々と、自らの夢を語ることに深く感動しました。
「自分の人生は自分で切り開いていく。」ことの大切さと勇気を、彼らからもらった気がします。
行くまでは想像もつかなかった世界に、勇気を出して踏み込んだからこそ知ることができたこと、感動、出会い。
そんな世界にであったことで、自分の見える「景色」が大きく変わったと思っています。
また今年も、カンボジアの子供達に「ありがとう」と伝えにいきたいです。
「誰かに決められる前に、まず自分はこうありたい。」社会に出てからも、自分の主張を堂々とする勇気を失わないように心がけたいと思いました。カンボジアの子供達は、日本より何倍も貧しく、経験できる範囲も日本の子供に比べれば少ない中で、堂々と自分の夢を語っていました。その点は僕が彼らから学んだことです。
感謝を伝えたい。
絶対に何か「得るもの」があります。とにかく全力で現地の子供達にぶつかってみてください。