カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
本当に行ってよかった!一生忘れられない8日間になりました!
一生の思い出
ボランティアに興味はあったものの、一歩を踏み出せずにいました。大学に入学し、多くのことに挑戦してみたい、という思いがあることや、将来看護師になるという目標への学びの一つとしてということ、誰かの役に立てる機会に参加したい、という思いから、今回このボランティアに参加しようと思いました。
出発前は、現地は危ないのではないか、本当にカンボジアなんて大丈夫?と自分でも家族からも心配されながら当日を迎えました。実際現地へ行くと、安全面はしっかりと守られていて、宿泊する環境もしっかり整えられていました。最初は、ベッドの上に大きなカエルがいたり、電気もきちんとなく、お風呂も井戸水をくんで水浴びをしたり、洗濯も井戸水を使って手洗いなど、日本での生活とはかけ離れた環境にびっくりする面がありましたが、数日するとすっかり慣れてホームステイ先の家族や、同時期参加のみんなと楽しく生活できたおかげですぐに慣れ、このような経験はめったにない、と思い切ってその地の生活に浸ることに夢中になっていました。学校では、小学5年生と6年生のクラスを担当しましたが、裸足で駆け回る子供たちがとってもかわいく、また授業中には大きな声で「わたしー!」と手を挙げて発言してくれる姿がとっても印象的でした。私と年の近い生徒も多く、たくさん話ができ、日本で流行っているものと、カンボジアでの習慣などをお互い伝え合ったり、常に楽しみながら、そして現地の子供たちと話すことで学べることがたくさんありました。まじめな子が多く、勉強したい!という意欲が子供たちからたくさん伝わってきて、完璧な環境でこれまで常に勉強ができる環境を与えられてきた自分の心が少し痛むくらいでした。また、ホームステイ先の家族が作ってくれるご飯も、現地にしかないそうめんで食べるカレーや現地のキノコや野菜を使った料理、日本とは少し違う形をしたお米、毎朝庭にいる鶏が産んだ出来立ての卵料理、など日本では絶対に食べられない美味しい料理をたくさん食べることができました。毎朝ホームステイ先の家族が朝4時に起きて一生懸命ご飯を作ってくれる姿に感動と感謝でいっぱいでした。カンボジアでは、それぞれの家で、鶏や豚、牛などの動物を飼っていて自給自足の生活を身をもって感じました。そして、休日の一日を使って、アンコールワットなどの観光地も巡りました。同時期参加のみんなとバスの中でカラオケをやったり、おそろいのTシャツを買ったり、さまざまな場所をたくさん歩いて、本当に楽しい時間を過ごすことができました。行ってみないとできない貴重な経験をたくさんすることができました。学校の生徒、全国から来ていた同時期参加のみんな、ホームステイ先の家族とお別れすることがとっても悲しく、もっとここにいたい、と感じていました。お世話になったホームステイ先の家族や、駐在員さん、一緒にすごしたみんなに本当に感謝でいっぱいです。ありがとう!オークン!
今回のボランティアを通して、自分にとって当たり前だと思っていた生活に感謝しなくてはいけないということを最も感じました。海外旅行に行くことはあっても、貧しい国でボランティアをする、という初めての経験が、今までの自分の考え方を変えました。私は、将来看護師になります。その際に、国際的な看護師として、途上国を回り、少しでも助けられる活動ができたら良いな、ということを今強く思っています。今回の経験を生かして、好きなことを好きなだけ学ぶことのできる環境に感謝しながら、将来カンボジアへ恩返しができるよう一生懸命勉学に励みたいと思います。
とても良い経験になったから。
行ってよかった、と必ず思うはずです。その時にしかできない経験を大切に、一生に思い出にしてください!