カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
子どもの笑顔や目の輝きは世界共通です。
いい経験に
リピーターとして3回目の参加。子どもが好きで、現地の子たちとの再会が楽しみで応募しました。過去参加した中で感じたことを、現地の子たちのために還元していきたいこと。また過去2回とも高学年クラスの担当で、「1年後の彼らの成長を肌で実感してみたい」と思い参加しました。
① 村に到着早々、驚きがありました。ステイ先の子ども2人(兄妹)の日本語力が想像をはるかに超え、上達していました。そればかりか、現地の子たちみんなが上達度の差こそあれ、日本語がうまくなっていました。特に一部の高学年生は現地の日本語教師の日本語力をも超え、日本語だけでみるなら「生徒>教師」という図式がありました。
僕たちの母語を、子どもたちがこれだけ熱心に学んでくれていることはうれしく思いました。と同時に、別の思いも去来しました。日本語は英語とは違い、世界的視野でみるとはるかに分野的使途の限定された言語です。だから彼らがこの日本語を、今後自身の人生にどう生かしてくれるのか・・。ずっと先の将来に思いをめぐらす時間が多くありました。
ただ彼らがたとえ将来、日本語を生かした仕事に就かなかったとしても、この外国語学習(日本語・英語)を通して、「世界にはたくさんの国があり、それぞれに固有のことばや文化を持っている」というグローバルな世界観を持ってくれているのだと信じたいです。
② 大きな心残りがありました。過去2回とも高学年クラスの担当でした。だから「1年後の彼らの成長を肌で実感してみたい」というのが参加動機の1つでした。ところが、今回の担当は中学年でした。グループ(組織)活動である以上、担当割振りが希望通りいかないことは百も承知です。でも本当に本当に残念でした。
① 自分が誰かにモノを教えるとき、「どうすれば理解してもらえるか」、「本当にそれで理解してもらえるか」といった点を常に心がけることが今後の自分の成長課題と感じました。
② 自分がある分野の経験者(リピーター)である場合、その立場から未経験者(初参加者)にどう向き合い、アプローチしていくかという点を考え、実践していく機会を大切にしていきたいです。
子どもの成長を実感したいため。
言うまでもなく、参加者のみなさんは「お客さま」です。日本の価値観ややり方を押し付けすぎず、ずっとそこに暮らし続ける人々の習慣や考え、価値観を大切に接してあげてください。