カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
今でも子供たちの笑顔が忘れられません。トンレアップ村で過ごした時間は一生の財産です。
素敵な出会い
私は将来、国際協力やグローバルなビジネスをしたいと思っています。しかしながら、ひとりで海外渡航の経験もなく、ボランティアもしたことがありません。そこで学生のうちに海外に渡って何か仕事をしたいと思い、この企画に目が留まりました。
カンボジアへの参加については以前から書籍などで知識があったこと、実際に行ってみたいと思ったこと、自分も日々英語には力を入れているので現地の子供たちに教えてあげたいと思ったことが大きいです。
感動的な8日間でした。特に同じ日程でのメンバーとの出会いはかけがえのないものとなりました。初の一人旅、現地にはどんな人がいるのかワクワク感と不安を抱えていました。でも、そんな不安はすぐに消えました。同じステイ先で寝食をともにし、小学校では協力して授業をしているうちにどんどん打ち解けていきました。ミーティングでは真剣に打ち合わせをして、休み時間にはたくさん遊んで、学校が終われば自由にしゃべったり、そんなオン、オフのある生活はすごく充実しており、楽しかったです。同じような志で集まり、意識の高い仲間が集まったからこそ、質の高い毎日が送れたと思っています。本当に感謝しています。
子供たちの学習意欲と素直さも忘れられません。英語でも日本語でも、真剣にノートを取っている子、質問を投げかければわかっていなくても手を挙げて授業に参加しようとする子供たちを見ているとこっちがパワーをもらいました。中には早いうちに名前を覚えてくれて、名指しで『わたし!わたし!』といって身を乗り出している子もいました。今でもその情景が鮮明に思い出されます。もちろん、子供たちは日本語も英語も十分にはわからないので授業しているなかで苦労もありました。漢字や単語の意味を説明するときは難しかったですが、身振り手振り、ときにクメール語を調べて必死に伝えました。子供たちも目を見てわかろうとしてくれるので、とてもやりがいを感じました。新しい歌を教えたときも少し難しい歌詞でも歌おうとしてくれたときは最高に嬉しかったです。いつか完璧に歌える日が来ることを願っています。
一番感動したのは、名前を覚えてくれて休み時間には僕を連れ出して、たくさん遊んでくれたことです。授業をした初日から子供たちと走り回りました。一生懸命書いてくれた手紙ももらい、中には授業を担当していない生徒も渡してくれました。そんなふうに僕を迎え、受け入れてくれたトンレアップ村学校の子供たちの素直さにすごく感激しました。プログラムも最後になってきて、子供たちが『go to Japan?』と聞かれたときは寂しくもあり、嬉しくもありました。そのとき、トンレアップ村学校の子供たちと一緒に時間を過ごせてよかったと心から思えました。
今回のプログラムでは本当にたくさんのことを学び、体験できました。何か子供たちにしてあげようとカンボジアに来ましたが、こちらが逆にたくさんのエネルギーをもらったような気がしています。日本では経験することができない生活や綺麗な景色、人の温かさがトンレアップにはあって、一生忘れられない思い出です。すべてはいろいろ配慮していただいた駐在員の方、おいしいご飯をつくってくれるアンさん、時間を共有した参加者、何よりたくさんの笑顔をくれた子供たちのおかげだと思っています。ありがとうございました。
僕は海外に出て、何か働きかけたいという思いでこのプログラムに参加しました。今回は学校の先生という形でしたが、十分に大きな収穫になったと思っています。言葉の壁はあったものの、現地の先生方や子供たちとコミュニケーションを取れたことはとても良い経験になったと思います。何より違う国の人と接することがこんなにも楽しいものなのかと思いました。英語をもっと話せるようになりたい、もっとうまく自分の思いを伝えたいと思っています。まだまだ先のことは明確にはなっていませんが、立派な国際的な人材になっていきたいと思います。子供たちは勉強を頑張っているのだから、僕も将来に向かって努力していこうという気持ちでいっぱいです。
もっと多くの時間を過ごして、子供たちにたくさんのことを伝えたいと思いました。
価値観が変わります。現地での生活や子供たち、同じ参加者と触れ合っていくうちに世界観が広がっていきます。全力で楽しんでください!