カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
2回目の訪問で支援の成果と難しさを実感しましたが、子どもたちは昨年と変わらずいきいきと、一生懸命に頑張っていました!カンボジアは、私にとって決して遠い外国ではなくなりました!
感謝でいっぱい
昨年も参加し、大きな刺激をいただきました。
今年も参加をして、昨年と同様に国際理解・国際開発教育について考えたいです。
まったく関係はありませんが、今年度、JICA教師海外研修に参加し、2月にJICA横浜で発表をします。そんな発表にも生かしたいと考えています。
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カンボジア・トレンアップ村へ2度目の訪問。到着したとき、なぜかすごくほっとしました。久しぶりに子どもたちと再会できるワクワク感と、覚えてくれているのかな?というちょっとした不安感。でも、初日に学校へいったとき「ゆすけ!」「ゆすけ!Come Here!」という言葉を耳にして、とても嬉しかったです。1度目に持ってきたカルタを見せてきて、「またやろう」と言ってくれた子もいました。こんなにも私を大切に迎えてくれた方々がたくさんいて、すごーく嬉しかったです。
トンレアップ村学園は、確実に整備されていました。立派な畑も完成し、教室の数も増え、支援の成果が形として現れていました。しかし同時に、やはりこの村の抱える複雑な事情も見えてきました。昨年いっぱいいた5年生、6年生の教室はなぜかスカスカ。どうやら家の仕事が忙しかったりして、学校に来られない子もたくさんいるようだと分かったとき、仕方のないこととはいえ、支援の難しさも実感しました。
でも、2回目の8日間のステイも、私にとっては本当に貴重な経験でした。一生懸命に勉強をしたり、さまざまな工夫をしながら遊ぶ子どもたちの姿を見ることは、改めてカンボジアという国の魅力を私に教えてくれました。自分自身の気持ちをしっかりともって勉強をしていくことで、環境の違いなどは克服できる可能性があるように思えました。また、そんなに一生懸命に頑張っている子どもたちを、素直に応援したいという気持ちになりました。
帰国のとき、2度目のホームステイをさせてもらったホストファミリーとのお別れが一番辛かったです。お母さんと抱き合った時、思わず泣きそうに(いや、泣いて?)なりました。何回も何回も、「帰らなくていいよ」と言われていたので…。今までは遠く異国の地・カンボジアという印象がどこかでありましたが、今回、カンボジアに第二の家族ができたと実感しました。カンボジアなんて遠くないからまた来るぞ!という思いを強くしました。
こんな私を、大事に、大切に思ってくれる村の人たちに、本当に感謝しています。ありがとう、トレンアップの皆さん!また会える日まで、チェムリアップ リア!ソークサバーイ ナー!!
私は現在、現職の教員ですので、この経験を少しでも日本の中学生に伝えていきたいと思います。日本であってもカンボジアであっても、同じ「人間」が住んでいるということ、環境の違いがあることでその生活には違いがあるという事実、たくさんの夢を持ちながら一生懸命に努力をしている姿などをしっかりと話し、発展途上国をより深く理解してもらいです。また、将来、このようなボランティア活動に興味を持つ生徒を育てていけたらと考えています。
また、私自身の進路としても、よりこのような経験を活かせる活動を考えていきます。
みんなにもう一度会うため
子どもたちからたくさんのエネルギーやパワーをもらえる、素敵な場所です!現地の子どものために、できることを考えながら活動をすると、すてきな笑顔がもらえます!お互いに頑張りましょう!