カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
夜は電気がなく真っ暗!黒い空を初めて見た。星はとても綺麗!近所の人と水を共同で使用。近所付き合いが親しく、顔を知らない人でも挨拶をすると必ず返してくれる。心が暖まりました。
もう一度行きたい
私は今大学で、学内でのボランティア活動を行う団体に所属しています。そこでは献血を呼びかけたり健康の啓蒙活動を行っています。活動を始めて1年たち、様々な活動をする方々と関わるにつれて、自分と違う分野のボランティア活動に興味をもち、今回応募することに決めました。ボランティアプログラムを通して視野を広くもち、今後はプログラムでの経験を活かして国際ボランティアも含めて幅広い活動が出来るようになりたいです。
小学校での授業は、最初は慣れず戸惑うことが多くありました。ですが抱っこして~と駆け寄ってくる子どもたちを見ると、そんな悩みはすぐになくなりました。子どもたちは勉強熱心で積極的に発言をし、説明したことはしっかり吸収してくれます。ですがそんな子どもたちはボロボロのノートと鉛筆を持ち、汚れた服を着ています。そう思うと日本で自分に与えられてきた生活や環境が、当たり前ではないことを考えずにはいられません。また、子どもたちは朝早くから家のお手伝いをして、学校に行き勉強をしています。カンボジアの子どもたちはとても働き者で頑張り屋さんです。ですが遊ぶときは目一杯遊びます。キラキラした笑顔の子どもたちと手を繋ぎ一緒に走ることは、とても楽しい時間でした。
村での生活は初めての連続でした。電気が不安定で突然真っ暗になったこと。溜めている水でトイレ、洗濯、水浴びをしたこと。蚊帳の中で寝たこと。家の前を牛が散歩していたこと。明かりひとつない黒い空に浮かぶ、たくさんの輝く星を見たこと。すべてが初めての経験でしたが、すべてが私にとって新しい刺激となりました。ステイ先のお母さんは朝4時くらいから私たちのためにおいしいご飯を作ってくれていました。同じステイ先のメンバーとお喋りしながら愛情こもったご飯を食べる穏やかな時間が大好きでした。
カンボジアでは時間が本当にゆっくり流れていきました。8日間の滞在でしたが半年間ほど滞在したかのような感覚になりました。それくらい思い出の詰まった濃い8日間でした。子どもたちはこれからどのように成長していくのか、とても楽しみです。またカンボジアに来たいです。たくさんの幸せをありがとう、オークン!!
私がカンボジアで経験したことが具体的に何に繋げようと思うかなどはまだ考えられません。ただクメール語、英語、日本語を勉強し、家の手伝いをして、自分と同学年の子に授業を教えている子がいて、彼の将来を見据えた輝いた瞳を忘れることができません。私は日本で自分のしたいことを見つけ、まっすぐ自分の道を進んでいきたいと感じました。
純粋にもう一度参加したいと感じたから。
一日一日を大切に穏やかな時間を楽しんできてください!