カンボジアSDGs海外ボランティア研修への海外ボランティア
子供達の笑顔が忘れられない!
視野が広がった
以前からボランティアには興味はありましたが、なかなか行動に移すことができませんでした。しかし、前々からすごく行ってみたかったカンボジアで、ボランティアを学べるツアーがあることをこのサイトで知り、大学生活最後の春休み、これが本当にラストチャンスだと思い、思い切って参加することにしました。途上国の人々にはどのような救いが必要なのか、自分には何ができるのかを知りたいです。
孤児院の子供達の笑顔が、強烈に印象に残っています。カンボジアの孤児院は、日本の小学校とは全く違います。子供達は汚れた服を着て、いかにも不衛生そうな部屋で暮らし、食事もおいしそうには見えませんでした。更に、カンボジアの子供は、日本の子供よりも幼く、小さく見えます。健康管理が行き届いていないからかもしれません。
しかし、孤児院の子供達は元気いっぱいに駆け回り、一生懸命に、しかも楽しそうに勉強しています。恵まれすぎた環境にありながら、勉強を怠り、贅沢をしている自分が心底情けなくなり、猛省しました。
また、孤児院で出会ったハクという10歳の男の子が、私の手をぎゅっと掴んで、決して離さなかったことがどうしても忘れられません。おそらく、愛情に飢えていたのだろうと思います。ハクは私を孤児院のいろんな所に連れて行ってくれたり、ご飯を食べさせてくれたり、私の絵を描いたりしてくれました。そうして一緒に遊んでいるうちに、すごく愛着が湧いてきて、この子を引き取りたいとすら思えてきました。しかし現実はそうはいきません。私は何もできません。自分の無力さを痛感しました。この子は親がいなくてもちゃんと育っていけるのだろうか、カンボジアという(私から見れば)過酷な環境でたくましく生きていけるのだろうか、そんなことをずっと考えていました。最後に日本のガム(暑すぎてどろどろになっていた)をあげると、本当に嬉しそうに笑ってくれました。もっと、この子の人生の役にたちそうな物を持ってくればよかったと深く深く後悔しました。帰り際にハクが手を離した時に、私は何故だか泣いてしまいました。
カンボジアだけでなく、こういった厳しい環境に置かれている子供達のために、私には何が出来るのだろうか。これから一生懸命に考えていきたいと思います。
とりあえずは募金です。大きな額は無理ですが、募金箱を見たら、小銭くらいは入れようと思います。物資の支援等にも積極的に協力したいです。また、私は今年から就職するので、世界平和に強く関心を抱きながら業務に取り組むことで、何かしらの形で還元していければとおもいます。
視野がひろがったから。
ボランティアに全く興味がなくても全然大丈夫です!何かしらのきっかけになる旅になるはずです。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
最高の旅でした!ただの観光ツアーでは、こんなに感動することも、泣くこともなかったと思います。