カンボジアSDGs海外ボランティア研修への海外ボランティア
孤児院の子供と触れ合う機会は貴重だと思います。とってもかわいい笑顔に触れられて満足です!また、アンコールワットやベンメリアの観光もできて充実した毎日を過ごせました。
いい経験に
私の参加理由は、外国の孤児院に行って現地の子どもと触れ合いたいと思っていたからです。
写真では見たことありますが、自分の目で見たいという思いがありました。
またボランティアというものを学生時代に経験したいという思いもあり応募しました。
今まで授業や本を通してカンボジアの子供の写真を見てきましたが、その写真の中の子供はとても目が輝いていて実際に本物の子供たちと触れ合ってみたいと思いました。それが今回のスタディーツアーの動機でもあります。
南国の人たちは穏やかな人が多いと聞きますが、その通りでカンボジアは時間がゆったり流れているように感じました。
まずカンボジアに来て感じたことは湿度が高く暑い!!9月はカンボジアでは雨期なのでスコールが多いと言われていますが私たちがカンボジアに滞在した1週間で雨が降ったのはたったの1日だけ。たとえ気温が高くなくても湿度が高いので汗かきな私はいつも汗を流していました(笑)。どこをみても新鮮な景色で自分がカンボジアに来た実感はすぐに湧きました。また、カンボジアの土の色が赤かったのが印象的。まだ整備されていない道路が多かったと思います。道路も中央線があってないようなもので運転が荒いです。バイクに乗っている人が多く、ほとんどがヘルメットをしていないし5人乗りのバイクさえありました。飲酒運転もあるので事故率が高いとのことです。歩いていても歩道と車の走る道の境界線がほとんどないために車との距離を近く感じました。また犬、牛、鶏が放し飼いされていますが、どの動物も温厚。話によると隣の家が飼っている犬がうるさいと食べてしまうそう。「犬=ペット」というイメージの私にとってカルチャーショックでした。
カンボジアの高校進学率は約20%。保険の制度もなく病気になれば自費。栄養不足により大きくなれない子供。過去の内戦により地雷も世界一と言われているカンボジア。経済的な課題は日本と比べるとまだまだたくさんあると思います。しかしカンボジアの人は日本人よりも笑顔で幸せそうに暮らしているように感じました。そして日本で見てきたカンボジアの人の写真以上にきらきらと輝いて見えました。カンボジアの平均月収はそれなりに英語話せる人でたったの80ドル(およそ8000円)。日本人が一日で稼ぐことが可能な金額で少ないと思ってしまいます。日本ではお金持ちになりたい!という気持ちが強く貪欲になりがちですが、カンボジアの人たちは今暮らしていけたら満足で「腹八分目」という言葉が似合う国でした。お金があるとか経済が豊かとかが幸福に決して結びつけるわけではなく、少しのことにも幸せと感じることのほうが大切なのかなと感じました。
私たちはボランティアとして現地に行きましたが、行ってみたかった孤児院も訪問することで現地の子供たちと触れ合うことができました。一方で、子供たちと触れ合うと情が湧いてきて何かできないかなと何回も思う中でボランティアとは何だろうと感じました。アンコールワットなど観光付近には小さな子供たちの多くがお小遣い稼ぎで物を売っています。物価も安く観光客も多いカンボジアでその子供のためになるならと買いたくなった人も多いのではないでしょうか。そこに自分が手助けをしても一時的なものです。ボランティアというのは助けを必要としている人に手助けして、国としても個人としても生きていけるようにすることが大切だと感じました。私たちが孤児院に訪問して子供たちと触れ合ったのは数時間だけれど、困っている子供がいることを私たちがほかの人に伝えたり、また違うボランティアの人が孤児院を訪問したり、一人の力は微力かもしれませんがたくさんの人たちの協力で大きな力になると思います。今回のスタディーツアーを通してカンボジアは思っていたよりも豊かな国でしたが、生活に困っている人がより少なくなるために協力できることはやっていきたいと思います。
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ほかのボランティアのプランにも興味があります。
今回参加した人たちの理由はそれぞれ!!ボランティア初心者、外国も初めてという人もたくさん!!ぜひとも少しでも興味を持った方は参加してみてください♪