カンボジアSDGs海外ボランティア研修への海外ボランティア
「心で感じて、五感で感じて、行動すること」の大切さを教えてもらいました。そして「まっすぐな思いは、人の心を打つし、人を動かすことができる」ということを改めて実感しました。
視野を広げたい、成長したい、現地の様子が見たい・知りたい、現地の生活を体験したい、子どもたちと交流がしたい
もう一度行きたい
『僕たちは世界を変えることができない。 but we wanna build a school in cambodia.』という映画を観て、20代のうちに一度(単なる観光ではない形で)カンボジアを訪れてみたいなと思っていたことが1番のきっかけです。また、現在カンボジアで小学校建設を進めている友人がいることもあり、私も「今しかできない体験や活動をしたい」と思い参加を決めました。
バスに何度も頭をぶつけてしまうほどガタガタの道路、赤茶色の大地、田んぼに佇むガリガリに骨が浮き出た牛、中学生ぐらいの子が3人も4人も乗ったバイク、「10枚1$‼︎」とポストカードを必死に売ってくる、稼ぎ手としての顔をした子どもたち。いつでと気持ちのいい挨拶と笑顔と冗談をくれる街の人たち。タイへ出稼ぎに行かされることなく、学校で勉強させてもらえることに感謝しながら、夢のために一生懸命勉強している子どもたち。エスニック全開な露店やマーケット。海のような水平線の見える湖で、土地を買うお金がないために水上生活を送る人たち。
カンボジアに暮らす人々をいろんな角度から覗いてみたかった私にとって、今回のスタディツアーはとても合っていたと思っています。
現地に暮らす人々の「屈託のない笑顔」や「真っ直ぐな思い」そして「日々、懸命に生きている姿」には何度も心を動かされ、その度に自分自身を見つめ直すきっかけをもらいました。そして「頭で考えるのではなくて、心で感じて行動することの大切さ」と「豊かさにはいろいろな形がある」と実感できたことが、この旅で得られた1番大きなことです。
日々の生活の中で、いろいろなことに感謝できなくなっていたり、独りよがりが強くなってしまっていたり。感受性もどんどん弱くなっていて、何かと凝り固まってしまっていた頭を、カンボジアで会った人たちや一緒に過ごした仲間たちにやわらかくしてもらいました。彼らから得たことを少しでも返せるような生き方を、これからしていきたいと思っています。
現地の子どもたちに、もっとたくさんの職業や生き方もあるということを知ってもらえるような支援ができたらと考えています。
現地の子どもたちが話してくれた夢は「医者」と「教師」と「日本語ガイド」の3つがほとんどで、それ以外の夢(歌手とお花屋さん)を答えてくれたのはたったの3人でした。とてもすてきな夢だと思いますが、それ以外の職業や生き方についてイメージが湧かなかったり、そもそも知らなかったり、というのが実情なんだろうな、と痛感しました。
まだ小学生くらいの年齢なのに、1$を稼ぐことに必死になっていた子たちにも、もっといろんな生き方を選んでみてほしいと思っています。今回はただ日本の雑誌を置いてくることしかできませんでしたし、実際そんなことが彼らの夢をひろげるために役立つのかわかりませんでしたが、これからも何らかの形でそうしたお手伝いができたらと考えています。
また、カンボジアだけでなく国内のさまざなボランティアであったり、たとえば満員電車のなかずっと立っている妊婦さんであったりと、もっと身近なことへも目を向けていきたいと考えています。
今度は村で生活しながら現地の人々と触れ合ってみたいから。
迷っているならぜひ行ってみてください。その時にしか得られない出会いや感覚は一生ものだと思います。私自身、社会人ということもあり行くのに3年もかかってしまいましたが、本当に行ってよかったと感じています。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
ぼらぷらのスタッフの方々、現地ガイドさんを始め、受け入れ先のたくさんの方々のおかげで、たくさんの経験をして無事帰って来ることができました。一生ものの旅にしていただいて、感謝しています。