人生の肥やし

評価一生の思い出
2013年8月参加

りんかおさんの
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大学２年生

紹介割コードin055935133

考え方が大きく変わりました。一生忘れられない思い出です。

参加後の気持ち

一生の思い出

プログラムに参加した理由を教えてください

海外支援ボランティアに興味を抱いてはいたものの、何をしたらいいのか、どうしたらいいのかわからず、動けないでいました。そんな中このプログラムのことを知って、これならカンボジアの社会背景を学びながら現地の人々の役に立つことができると思って、参加を決めました。

プログラムに参加した感想は？

ボランティアという意味ではあまり役に立てなかったかな、と思いますが、とても大きなものを得られたと感じています。考え方も大きく変わりました。

印象に残っているのは、小児病院の見学です。私は看護の勉強をしているので、カンボジアの医療の現状には興味がありました。日本では死に至る程の病気ではないとされているものでも、カンボジアでは死因の大部分を占めているものもあるということや、体調の悪い状態で炎天下の中2時間も3時間も待たなければならないということなど、様々なことを教えてもらいました。交通費の関係で病院に行くことすらできない子供もいると聞いて衝撃を受けたし、必要な時に必要な医療が受けられる日本との違いを実感しました。医療従事者を目指す自分には何ができるのか、役に立てることがあるのか、考えさせられました。

小学校や孤児院の訪問ではたくさんの子供たちと触れ合うことができ、逆に元気をもらいました。勉強も遊びも全力で、きらきらと輝いて見えました。英語と日本語も少し話していて驚きました。勉強熱心で、ノートやペンを大切にするところは見習うべきところだと思います。観光のときには、チップを求めて話しかけてくる子供や物を売りにくる子供など、たくさんの子供に出会いました。カンボジアの将来を担うのは子供たちなので、皆が同じように教育を受けられるようになればと思いました。

日本を離れ自分の目で実際に見ることで、自分がどれだけ贅沢で恵まれた生活をしてきたのかを痛いほど実感しました。カンボジアは発展途上の段階にあり、医療や教育の面だけでなく、衛生などにおいても支援・発展の余地はたくさんあります。自分にできることは何かを考え、継続的に活動していきたいと思います。

また、ガイドさんや同じグループのメンバーもとてもいい人ばかりで、楽しく過ごせました。普通の旅行では体験できないことができ、人生の肥やしになったと思います。濃い一週間で、一生の思い出になりました。