カンボジア スタディツアー 5日間への海外ボランティア
「I'll be back someday.」ツアー中、いったい何人にこの言葉を言って別れたでしょうか。「いつか戻ってくるよ。」心からそう思える出会いが、カンボジアには溢れていました。
忘れられない
「価値観が凝り固まっている。」私の最近の悩みです。自分の世間に対する考え方が定まり、固定化している。そんな風に思います。周囲の人間は私と考え方が似通っていて、なかなか新しい意見に出会えません。否定されたい!論破されたい!私の凝り固まった価値観を粉々に打ち砕いてくれるような出会いがしたい!そう思って、ツアーに申込みしました。
「I'll be back someday.」ツアー中、いったい何人にこの言葉を言って別れたでしょうか。「いつか戻ってくるよ。」心からそう思える出会いが、カンボジアには溢れていました。
真っ先に私の元に走ってきて、手を引いて遊びに誘ってくれた男の子。たくさんの折り紙と、私の似顔絵をプレゼントしてくれた少女。「2こ1ダーラー、2こ1ダーラー」と言いながら、ずっと私の横をついて来た、アンコールワットの物売りの小さな女の子。カンボジアの観光客を増やしたいという思いを、懸命に英語で語ってくれた、ゲストハウスのお兄さん。「私のために笑って!」というと、ニカッと白い歯を見せて笑ってくれた少年。日本へ帰る日、ぎゅっと私を抱きしめて、「私たちは姉妹だ」と言ってくれた、ゲストハウスで仲良くなった友人。書ききれないほどの出会いがありました。私はあなたたちのことを忘れません。
不安な気持ちいっぱいで訪れたカンボジアでしたが、帰りたくないという気持ちいっぱいで日本に帰りました。感じたこと、考えたこと、たくさんあります。楽しかったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと、もどかしかったこともありました。全部含めて大切な思い出です。いつか必ず、もう一度カンボジアへ戻ります。その日まで……。
とにかく、勉強しなきゃと思いました。カンボジアの英語や日本語が話せる人たちは、聞けば3か月から1年の勉強で、日常会話ができるレベルまでいっていました。すごい!私だって頑張ればどんなことだってできる気がしました。また、カンボジアの人たちに比べて、私は容易に長い期間勉強ができる環境にあります。それが当然だと思っていました。しかしカンボジアに行って、自分の環境がいかに恵まれているか思い知らされました。それなのに私は環境に甘んじて、学業をおろそかにして……恥ずかしいです!勉強がしたいと言っていたカンボジアの友人や、学校に行けない子どもたちに申し訳ない!まず第一に学業を大切にして、そしてコツコツお金を貯めて、またカンボジアへ行くことを目標にします。その時は、自分に恥じない私でいたいです。
もう一度会いたい人たちがいるから。
素敵な出会いがあなたを持っています。その一歩、勇気を出して。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
手厚いサポートもあり、安心安全で、満足のいくツアーでした。素敵な出会いをありがとうございました!!