カナダ 研修プログラムへの海外ボランティア
私が道に迷ったとき、計り知れないほどのたくさんの人が助けてくれました。道を尋ねたとき、誰一人として嫌な顔をした人はいませんでした。人の温かさに何度も触れた今回の旅、一生忘れません!
すごく良かった!
来年から働き始める仕事先がこども英会話教室を運営しているため、入社する前に英語教育について理解を深めようと思い、活動先は英語圏のカナダを選びました。お金、時期、学校のことを心配していたため決意が固まるまで時間がかかりましたが、なぜボランティアをしに行きたいのかという問いに対して、「外国の子ども英語教育の実態を知りたい」という明確な答えが自分自身の中で出たので参加を決めました。
一週間という短い期間でのボランティアでしたが、とても充実した日々を過ごせたと思います。現地では英語を使う機会は想像以上にたくさんあり、参加前から惹かれていた「英語を使いながらボランティア」を十分に体験できたのでとても満足しています。カナダボランティアの魅力は、幼稚園で現地の子どもたちと触れ合えるだけではなく、ホームステイを体験することができ、観光も同時に楽しむことができる点です。ホームステイでは、ホストファミリーの家族の家を訪れたとき特に異文化に触れました。総勢10人で手をつなぎ、食事前の祈りをした際に宗教の違いを感じたことが印象に残っています。オプショナル観光ツアーでは、私たちを案内してくださった日本語幼稚園の園長先生から移民のことや観光地のことなど、カナダの歴史についてたくさんのことを学びました。カナダの歴史に関する本を参加前に一冊読んでいましたが、実際に見て、話を聞くとさらに分かりやすかったです。とても楽しく、また勉強になる観光でした。
このボランティアを通して、旅行や留学では体験できないことが出来たと強く思います。自ら主体的に行動することは容易ではありませんが、貴重な体験ができるこの機会を無駄にしたくないと積極的に子どもたちの近くに行きました。数分後には自然と子どもたちの輪の中で遊んでいる自分が居たので、その行動をきっかけに子どもたちとの距離がぐっと縮まったように思いました。また、私の参加動機である「外国の英語教育の実態を知る」ことが出来ました。英語を母国語とする国で生まれ育った子どもが英語を話せることは当たり前だと思い、それ以上深く考えたことはありませんでした。しかしある日、アジア系の子どもたちが英語ではない言語で会話をしていました。移民の両親を持つ子どもたちは、家では両親が話す母国語を使い、幼稚園では英語で友達や先生と会話しているのだと気づきました。二つの言語をTPOによってどのように使い分けるか、子どもたちは日々学んでいるのだと思います。学校と両親、両方から受ける言語教育が上手に相互作用しながら子どもたちはバイリンガルになっていくのだと思いました。このように、ボランティア・ホームステイ・観光から多くのことを学び、そして楽しく過ごすことができたことに感謝でいっぱいです。
私は今、卒業研究の一つのテーマで子ども英語教育について調べています。今回のボランティアで学んだカナダの英語教育、またはバイリンガル教育について新たな内容を取り入れようと思います。また、カナダで行われるイベントやこども教育のことなど、日本で取り入ればいいなと思ったことを今後の仕事先で発言したいです。
ボランティアを経て得るものは、必ず一人一つはあると思うから
ぜひカナダでのボランティアを体験してほしいです。また、季節ごとのイベントが行われる時期の参加をお勧めします。「外国のハロウィンを一度見たい!」と思いこの時期に参加できたこと、本当に良かったです。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
分からないことや疑問に思ったことを電話でお聞きしたとき、とても丁寧に教えてくださりありがとうございました。また、現地では松崎さんにたくさん助けていただきました。クレジットカードに関するトラブルが起こってしまいましたが、対処法を一緒に考えてくださったおかげで問題解決へとつながりました。本当にありがとうございました。