カナダ 研修プログラムへの海外ボランティア
さまざまな子どもたちと出会い、一緒に遊ぶことで自分自身も自然と楽しめた。
1人参加で不安、自分にできるかな、視野を広げたい、成長したい、現地の様子が見たい・知りたい、子どもたちと交流がしたい
癒されました
海外体験と教育の両方を味わうことに魅力を感じたためです。経済学部に通っていますが、教育にも興味があり教職課程も履修していました。結果的に就職先は全く違う業界となりましたが、残りの学生生活において悔いを残したくないと考えました。昨年、民間資格のチャイルドマインダーを取得したため、そこで学んだものを実際の現場でいかしたいと思います。このように日本の教育についてはこれまで学んできましたが、海外の教育についての知識は皆無に等しいのです。どちらが良い悪いというのではなく、お互いの良い点を分かち合う気持ちで取り組み、現地の方々にも良い影響をもたらしていきたいと考えました。また年齢を問わず、人と接する際には状況把握や言葉遣い、表情などが大切です。そのような点にも注意しながら、海外の教育現場観察、海外の人々との交流により、価値観の違いを理解することも目的の1つです。
現地スタッフの方も、子どもたちも当然のことながら、私を「せんせい」として見てくれていたため、責任の重さとうれしさの両方を感じることができました。笑顔で子どもたちを迎えると、「本読んで」「一緒に遊んで」と、積極的に声をかけてくれたのでうれしかったです。楽しい時間があっという間にすぎてしまいました。ただ、活動中は主に子どもたちの様子をみながらサポートするわけですが、子ども1人ひとりに個性があり、臨機応変な対応が求められます。その子に合った接し方を考えることもなかなか難しかったです。園児たちはできないことが多く、例えばお弁当箱のふたを開けられないこともあります。お弁当を食べ終えてもお弁当箱や食器をうまくお弁当袋に入れられないこともあります。そうしたときに、全てやってあげるのではなく、子どもが自分でできるように、途中までやって見せたり、物を押さえておいてあげたりといったように補助して見守ることが重要であると感じました。「ありがとう」「ごめんなさい」といった挨拶を自然と身につけさせることも同時に重要だとわかりました。大人だからといって、私たちが上から目線で物を教えるのではなく、「どうしたらできるようになるのか」「なぜ今これをしてはいけないのか」など、その場その場の理由を、子どもの目線に立ちながら、言葉遣いに気を付けて教えてあげることで子どもは理解してくれると思います。
これから子どもと接する機会だけではなく、大人同士の付き合い(社会人同士)でも重要なコミュニケーション力や教育方法が学べたと思うので、自分が誰かを教育する場でこれらをさらに実践していきたいです。
過度な緊張をする必要はありません。笑顔で子どもたちを出迎えれば自然と仲良くなれます。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
準備の段階から、滞在中、帰国後まで常に様子を確認してくださり、不安なく参加できました。帰国後のお電話では、私自身の良いところもお話ししてくださり、私自身がうれしく感じました。ありがとうございました。