カナダ 研修プログラムへの海外ボランティア
「It's my job」道に迷い,バスの運転手さんに家の近くまで送ってもらった時,お礼の品を渡そうとしたら,優しくこう言われました。
優しさに触れた
3年前、JICAの教師海外研修でウガンダの特別支援学校を視察しました。青年海外協力隊の女性が一人、アフリカの聾学校で働いている姿に感銘を受けました。海外の子どもたちにどう接することができるのか不安なのですが、このデイケアのボランティアを通して、ほかの人の役に立ちたい、教職員としての知見を高めたいと考え,応募いたしました。
海外でのホームステイは2度目なのですが,自分の足で街を歩き,バスに乗って,ボランティア先に行くことを想像すると,やはりドキドキと緊張しました。
ですが,空港での出迎えの後,ホームステイの家庭に入る前に現地スタッフとの打ち合わせが行われ,バスの乗り方,ホームステイ先からボランティア先への行き方,現地で気を付けることなどなど,いろいろと丁寧に教わり,とても気が楽になりました。いっしょにバスの切符も買いに行ってくれました。
また,ボランティア先ではデイケアスタッフの方が「家が近くだから」と,毎朝デイケアまで送ってくれたり,うまく英語が聞き取れずに子ども達の食事の世話の仕方を間違えてしまった時でも,スタッフが優しく教えてくれたりと,本当に自分達に対する優しさが伝わってきました。
ボランティア最期の日,デイケアスタッフの方が,「掲示板に貼るタイトルを画用紙で作ってくれないか。」と勧めてきました。このデイケアに,自分が作った掲示板のタイトルが残せると思うと,とてもうれしくなりました。また,出来上がったタイトルの出来を褒めてくださり,大変うれしかったです。
また,バンクーバーは女性にも働きやすい環境が整っていたり,車椅子の方がバスに乗る時にも,乗り降りしやすいように考えて作られていたりと,「みんなの幸せ」を大切にする地域であると感じました。
ホームステイ先の家族とは,思い出になるようにとアメリカのシアトルにまで連れて行ってもらいました!レストランで食事をしたり,観光地を回ったりと,たくさん話をして,とてもいい思い出ができました。
バンクーバーは街の美しさや自然の豊かさが感じられるだけではありません。人の優しさに触れる機会がたくさんあります。
それが旅先での一番の思い出になります!
自分は小学校の教師です。今後,子どもたちに対して,言葉や文化,目の色や肌の色が違っても,人間同士はちゃんと分かり合えて,お互いの優しさを重ね合わせることで信頼しあえることができることを伝えたいです。また,海外に出ることで自分を知り,日本の良さを知り,世界の良さを感じることができることを,どんどん伝えていきたいです。将来,少しでも多くの人が,自分の見地を高めることにより,他の人を思いやる行動ができるようになってほしいと思います。
自分が一回り大きくなります!
No Reason! Go to Vancouver!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
現地スタッフにはいろいろとお世話になりました!丁寧に電話での質問に答えてもらったり,バンクーバーの街を案内してもらったり,いろいろと話をしたりと,よりバンクーバーの街が好きになるきっかけを与えてくれました!
どうもありがとうございました!