セブ島 日韓比マングローブ植林ボランティアへの海外ボランティア
心は決して貧しくなんかない!
忘れられない
大学生になり早くも4年目、今まで興味を持っていたけど踏み出せなかった海外ボランティアに、今回こそはと思い、参加を決めました。セブを選んだのは日本だけでなく、韓国やフィリピンの方と一緒に活動できることに魅力を感じたからです。少しでも人のため、環境のために役に立てればと思っています。
8日間にわたるフィリピンでの生活。正直、1ヶ月経った今でも自分の想いを頭の中でまとめきれてないし、言葉に表せない想いで胸がいっぱいです。
この8日間で経験したことは何もかもが初めてで、とんでもなく驚くことばかりでした。覚悟はしていたつもりだった村での生活も、実際に生活をしてみると思った以上にきつく、あと何日経てば日本に帰れるのかと数えてしまうほどでした。日本では毎日当たり前のように使っていたシャワーはなく、トイレに行けば便座はなく、もちろん冷蔵庫もありません。夜になれば虫もいっぱい出るし、ベッドに敷くマットもとても薄くて毎日体が痛くなりました。
でも、そんな日々の生活の中で、無邪気に笑う子どもの笑顔に癒され、家に帰れば毎日出来たてのご飯を作って待っていてくれるホストマザーの優しさが嬉しくて、毎日小さな幸せを感じていました。
フィリピンは確かに、この村は確かに貧しい村です。でも、心は決して貧しくなんかありません。村の人々は毎日のように助け合い、私たちが少しでも快適に暮らせるようにといつでも気遣ってくれ、子供たちはまっすぐな心をもっています。村の人々には、私にはない心のゆとりがあります。8日間過ごして、自分の心の方がよっぽど貧しいと痛感しました。
当初、私はボランティアをしたい、何か少しでも村に貢献したいという思いでフィリピンに行きました。けど、終わってみれば、私ができたことなんて本当にちっぽけなもので、逆に村の人々からたくさんの大切なことを学び、貴重な経験をさせてもらいました。
いつも一緒に日が暮れるまで遊んでくれた村の子供達、疲れた私たちのために毎日温かい料理を作って出迎えてくれたホストマザー、一緒に汗水流してボランティア活動をした仲間達には感謝でいっぱいです。ありがとう!!!
まずは日々の生活から見つめ直していきたいです。フィリピンでの生活は、衛生面が満足できない状況にあったので、薬学生という立場から衛生面についてもう一度しっかり勉強し、将来的に何か役に立てたらと思っています。
貴重な経験ができたから。
迷ったらチャレンジ!