セブ島スタディツアー 6日間への海外ボランティア
セブの子どもたちのキラキラした笑顔は今でも心に焼き付いています。
もう一度行きたい
わたしは大学で児童学科に所属していて、幼少期から15年間エレクトーンを習っていたり、中学と高校では吹奏楽部に所属してクラリネットを演奏したりと、音楽を聴くことも演奏することも大好きです。なので海外の子どもたちにも音楽の楽しさ
を伝えたいと思い、参加を希望しました。大学の音楽の授業では音楽の楽しさを子どもたちに伝える様々な方法なども学んでいます。普段行っている幼稚園でのボランティアでも、子どもたちと一緒に歌やダンスを含めた音楽を通して一緒に楽しい時間を過ごしています。音楽は言語が通じなくても世界共通で一緒に楽しめるものだと思うので、セブ島の子どもたちに音楽のたのしさを伝え、一緒にすてきな時間を過ごしたいと思い参加の決意に至りました。
6日間のプログラムでしたが、本当にあっという間で、本当に中身の濃い6日間でした。音楽教室に通っている子どもたちは、初対面のわたしたち日本人にもとてもフレンドリーで、一緒に楽器を練習したり、自由時間に遊ぶうちにどんどん距離が縮まり、最後にお別れするときは本当にさみしかったです。今回のプログラムでは、音楽教室のお手伝い以外に貧困地区の視察として、市内中のゴミが集まるゴミ山でゴミを拾って暮らす人々や音楽教室に通っている子どもたちが実際に暮らしているスラム街にも行かせていただきましたが、そこで見た光景や自分の五感で感じた臭い、人々の表情、肌で感じたものは私にとって忘れられない経験となりました。それまでテレビやネットを通して知っていても、実際にそこで生きている人がいるということを自分の目で確かめるということには大きな意味があると感じました。そしてそのような生活の中でも、「家族と暮らせている今の生活が幸せ」と言っていたフィリピンの人々の温かい笑顔は忘れられません。また音楽教室での活動の最終日、現地の団体の方から「皆さんが子どもたちに残したものは必ずある」と言っていただいて、私たちがこの数日でできたことなど本当に些細なことだと思いますが、それが少しでも誰かの笑顔につながったと思うとうれしかったです。自分が今まで見たことのない世界を見て、そこで生きている人やそこで活動している日本人のお話を聞いて、本当に短い時間ではあるけれど一緒の時間を過ごして、自分の中に言葉ではうまく表せない大きなものが残りました。本当にこのプログラムに参加してよかったです!!
自分が見たり感じたりしたことを周りのひとに伝え、まずはフィリピンという国に興味を持ってもらいたいです。私は今回のボランティアを通して、これまで日本という狭い世界観で自分が生きていたということを気づかされたので、違う世界にも目を向けること、そして些細なことでも自分たちが力になれることは必ずあるということに気づいてもらえるように伝えたいとおもいます。
様々な国のボランティアプログラムが紹介されていたから。
参加して、実際に自分で感じなければわからないことはたくさんあります。そして必ず自分にできることはあります。