インド ボランティアへの海外ボランティア
言葉という手段がなくても、気持ちを通わせる方法はいくらでもあるのだという発見!
感謝でいっぱい
中高とカトリックの学校に通っていたのでマザーテレサのお話はよく聞きました。その中で少しづつ興味を持つようになり、わたしも活動してみたいと思いました。また、インドの宗教とか暮らしにもすごく惹かれる部分があるので、参加したいと思いました。
マザーテレサ施設での活動には、マニュアルがありません。その日ごと、行く施設ごとに、求められる仕事の内容は変わってきます。初めは何をしたらいいのかわからず、日本人同士で固まってしまいましたが、シスターやマーシーさん(お手伝いの現地女性たち)の指示を待つばかりだと、本当に時間がもったいないです。シスター方は、単語を連呼するだけのわたしの拙い英語を必死に理解しようとしてくれます。てん足りていないと思った所に行けば、マーシーさんが「いいね」というような顔でにっこりこちらを見てくれます。マザーの施設で求められているのは、何が必要かを自分で考えてやってみること、「考動力」だと感じました。
何をしていいのかわからないときは、とりあえずそこにいる人に寄り添って、日本語でもいいからこんにちはと言って、手を取ってみてください。おばあちゃんはわたしのことを祝福してくれたし、汗で額に張り付いたまえがみをそっとかき分けてくれました。言葉なんて通じなくてもいいんだなと実感しました。
ホームステイ先でも、観光のガイドでも、いろんな方に良くしていただきました。ステイ先のママさんは、ご飯を作ったり掃除をしたり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。楽しい滞在になりました。
海外では言葉がわからないし、日本とは生活様式も違うけれど、何かしらの形で役に立つことができたと思っています。それならば、日本ではなおさら何かできるはずです。もっと些細なことでもいいので、相手にとっていまいちばん必要なことは何かを考え、行動に移してみようと思いました。
次は個人で、もっと長期で行きたいから
インドは、宗教もごちゃまぜ、人と動物も一緒に暮らすし、車の往来のすごいこと!いろんな発見のある、おもしろい国でした。