バリ島 スタディツアーへの海外ボランティア
子どもたちと過ごしたことで、笑顔は世界共通だと実感しました!
素敵な出会い
以前から国際協力に興味・関心がありました。今すぐ自分にできることは少ないかもしれませんが、ボランティアを通してたくさんの人々と出会い、さまざまなことを学びたいと思いました。
このスタディツアーを選択したのは、孤児院に住み込みということで、現地の生活を自らが経験し、子どもたちのに日常に触れられるということに魅力を感じたからです。
画像をクリックすると拡大します。
初めての海外ボランティアということもあり、参加する前は緊張と不安でいっぱいでした。
孤児院に到着すると、子どもたちが笑いながらハイタッチで迎えてくれて不安が一気に消えてゆきました。子どもたちと上手にかかわれるかどうか、不安な面もありましたが、子どもたちは次々にやってきて遊ぼう!と誘ってくれました。子どもたちはあっち向いてほい、アルプス一万尺などの手遊びなど、たくさんの日本の遊びを知っていて、楽しく遊ぶことができました。インドネシア語講座で学んだ言葉を使い、少しでしたが会話をすることもでき、うれしかったです。
私は、寄付の一部として、紙風船やコマ、シャボン玉を持っていきました。コマを出した時には数人の男の子たちが競争しよう!と誘ってくれました。最初のうちは紐の巻き方を教えていたのに、時間がたつにつれ、子どもたちのほうが上手に長くコマを回せるようになっていました。コマ回し競争は何回も行われ、大いに盛り上がりました。
子どもたちはご飯の時間になると『たべる!』と言って部屋まで迎えに来てくれたり、日本食を作った時には『おいしい!』と日本語で伝えてくれました。また、子どもがなにかものを指さしてインドネシア語を言い、私が日本語で答えるといった場面もありました。お互いにうまく発音できないときには何回も聞き直したりして共に学びあいました。上手に発音ができたときには手をとって喜び合いました。次の日からはその子どもと私だけのポーズができ、会うたびにポーズをとっていました。
日本の暮らしと圧倒的に異なったのは、トイレとお風呂でした。トイレットペーパーはなく、持参でした。また水洗トイレではなく、自分で水を使って流すといった形でした。お風呂は、シャワーや浴槽はなく、貯めてある水を浴びる形式でした。どれも初めての経験であり、日本の生活とは異なることを体験することができました。
ごみ処理場を見学した際には、想像以上の虫の多さと強烈なにおいに戸惑ってしまいました。しかし、そのような環境の中でも、働く親のすぐそばでは小さな子どもたちが元気いっぱいに、笑顔で遊んでいました。そのとき、自分の当たり前とその子どもの当たり前は異なっていて、だからこそ笑顔の理由も違うのだと思いました。
言葉は通じなくても、笑顔は通じる。今回のボランティアで笑顔は世界共通だということを実感しました。
今回、自分にとっての当たり前が海外にいったら当たり前ではなくなると実感しました。もっとたくさんの海外ボランティアに参加して、日本とは異なる点、その国での文化を学びたいと思います。また、日本の文化や普段自分が勉強していることなどを現地の人々に伝えられるようになりたいと思いました。
画像をクリックすると拡大します。
今回の経験がとても勉強になったから。
緊張や不安もあると思いますが、笑顔で接すれば大丈夫だと思います!