バリ島 スタディツアーへの海外ボランティア

未踏の地 最高の仲間

  • 評価5つ星評価 ニコニコマーク忘れられない
  • 2015年8月参加
紹介割コードin45541105c

一番感動したのはたとえ短期間であっても互いに歩み寄ればとても仲良くなれるということ。子どもたちの優しさや思いやり、笑顔に感動させられた。そして同じような志を持つ仲間と出会えたこと。

参加前の気持ち

語学力が心配、視野を広げたい、人の役に立ちたい、将来の進路に活かしたい、現地の様子が見たい・知りたい、現地の生活を体験したい、子どもたちと交流がしたい

参加後の気持ち

忘れられない

プログラムに参加した理由を教えてください

将来の最終目標として世界中の病気や怪我、精神的なものまで含め苦しんでいる子ども達を看護師として救いたいという思いがある。その第一段階として国際看護の面から医療を受けられない状況を無くしたいと思っており、現在は大学で看護の勉強をしている。今回の参加の動機としては国外の子どもに触れ合うこと、支援が必要な子ども達に対して何ができるのか考え、実行し学ぶことである。

プログラムに参加した感想は?

 実際に参加してみて感じたことが三つある。活動内容についてはここでは深く記述しない。
 まず一つ目は現地の環境についてである。バリ島では朝晩が涼しく、昼間は熱い。熱いといっても気温は30℃程までしか上がらず直射日光がきついものの風が涼しく嫌な熱さではない。季節としては日本でいう夏だけといった形だが、雨季と乾季があり今回訪れた時期は乾季で空気がさらっとしていた。食事は主食、主菜、副菜が一つのお皿に乗っているような感じで味自体は日本人によく合うが、料理によっては香辛料が効いておりチリソースはとても辛い。水道水は飲めないため、飲み水を別途購入し、歯磨きや口を濯ぐ際も購入した水で行うことが望ましい。孤児院ではシャワーの際にお湯は出ず、水が止まること多々あった。バイクの交通量が多く、車やバイクの運転が荒い。道路が舗装されていないのもあるがよく揺れ、車間距離が短く、クラクションをよく鳴らし、すぐに追い抜いていく。車線は意味をなさず、原付に3人も4人も乗っていたり、ヘルメットを被っていなかったり、子どもが運転していたりするが不思議と事故は少ない。人柄は優しく、あいさつや笑顔は欠かさない。見た目が幼く見え、年齢を聞くと驚くことがある。インドネシア全体ではイスラム教徒が多いが、バリ島では土着宗教とヒンドゥー教が混ざり合ったバリヒンドゥー教が主流。毎朝葉っぱで作ったお皿に食べ物やお花が乗っている。バリヒンドゥーではあらゆるもの、場所に神が宿るとされており、すべては自然に戻るとされている。そのためごみがその辺に捨てられている。以前はそれであもよかったが現在では工業製品が流入しているためごみは分解されずその場に残ってしまっている。そのためゴミ問題が大きな課題となっている。ゴミ処理場の導入や分別が行われるようになっているが守られてはいない。現地の文化や宗教がある以上環境を変えるのは簡単なことではないと感じた。
 続いて子どもたちに対してできたことについてである。孤児院では食糧や物資が足りず衛星状態が悪いために不便な生活をしていると思っていたが実際には多少日本と比べると不便なところはあるが、格段ひどいというわけではなかった。子どもたちのなかには自分の携帯を持っている子がいたりと、驚かされることばかりで、時間の使い方や切り替えも上手く、小さい子でも自分のことは自分でやっていて感動した。多くの子ども達が夢を持っていて、そのために努力をしていることにも感銘を受けた。日本の孤児院とは違い、経済的理由で家族と一緒に暮らせない子や学校に行って勉強するために孤児院に来ている子が多くいた。これらの状況から特別私たちができたことは何だったのだろうか、むしろ学ぶことの方が多かったのではないかと感じさせられた。しいて何か上げるとすれば将来の目標を持ち、そのために外の世界に出て学ぼうとしている人がいることと日本の文化を教えられたことぐらいである。
 最後に、最高の仲間たちについて。1週間にも満たない短い期間であったのにも関わらず、参加メンバーとは昔から一緒にいたかのようにとても仲良くなれた。同じような志を持ち、将来に向けて歩んでいこうとしている人達が集まったからだと思う。自分たちで考え、行動して行かなければならない状況の中で自然と友情と連携が生まれた。今後も深く関わっていく仲間たちであると思う。
 本当に充実していて楽しい時間を過ごせた。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

現地に行く前までに得ていた情報と、現地に行ってから得られる情報には情報量の差や違いがある。どのような状況に対しても臨機応変に対応し情報を見極めながら選択していくようにしていきたい。また、コミュニケーションにおける言語の重要性を実感した。英語だけではお互いに伝えたいことを伝えきれない。現地の言葉を用いて初めて深く関わりあいを持つことができると思う。今後海外での活動を行う際には準備をしてから行くようにしたい。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

はい

理由

参加前のサポートが充実していて、活動中は自らの力と同時期参加者との連携が求められ、成長できるから

これから参加される方へアドバイスお願いします!

重要なのは何ができるのか考えることと前に出る気持ちです。英語や現地の言葉が話せなくてもコミュニケーションはとれますが深く関わり多くのことを学ぶためには少しでも勉強していくべきです。全てあなた次第です。

ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

いろいろな思いを持って参加している人たちがいます。この活動によって今後の進路や人生に変化をもたらす人もいるでしょう。そういった人たちのためにも、今後より一層の活動と支援、サポートをお願いします。

ふきだし

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