バリ島 スタディツアーへの海外ボランティア
優しさに触れた
以前タイへボランティアに行った際、子どもたちと楽しく過ごせたものの「もっと関わる時間がほしい!」「もっと自分をさらけ出して、コミュニケーションをとれるようになりたい!」という意欲が沸きました。子どもと関わる仕事をする者として、言葉が上手く通じなくても心が通じるコミュニケーションを学びたいと考えています。
インドネシア語は「ありがとう」「おはよう」などの最低限しか覚えられないままプログラムが始まってしまいましたが、初日に使える表現などを教わることができ、「ちょっとは話せるかな?」と思って孤児院へ向かいました。しかし、会話をするにはまだまだほど遠い実力で、英語もほとんど通じない子どもたちにジェスチャーや会話帳を使って名前や年を聞くだけで精一杯でした。それでも日がたつにつれて、お祭りに手を引いて連れていってくれたり、折り紙の折り方を教えたり、だんだん気持ちが通じるようになってくるのを感じました。しかし、あとちょっとというところで体調を崩し、孤児院のベッドで点滴を受ける事態になってしまいました。1日中何の役にも立てない自分に悔しさを感じると同時に申し訳ない気持ちだったのですが、翌日元気になった私を優しく受け入れてくれて、子どもたちやスタッフの優しさが心に沁みました。お別れのとき、学校に行ってしまった子どもたちにちゃんとあいさつできなかったのが心残りですが、抱きしめてくれたスタッフと子どもたちのぬくもりを思い出すと今でも涙が出てきます。特に院長先生に「また絶対来るんだよ」と言われたときには胸がいっぱいになり、自然と涙があふれてきました。みなさんの優しさに感謝感謝の旅でした。彼らのために私ができることをこれからも探していきたいと思います。
私の場合、まずは体調管理です。海外生活は自分でも気づかないうちに気力や体力を消耗しているので、その中でも自分の力を出せるように体調を整えることが大切だと知りました。そうしないと自分も悔しいし、周りにも迷惑をかけてしまうので、基本中の基本を大切にしなければいけないなと思いました。そして、子どもたちの将来につながる何かを探せるように、学ぶ立場ではなく“教える立場”の姿勢でいることも大切だと思いました。
リピート割があることと、継続支援の必要性を感じているから。
折り紙やお絵かきなど、単純な遊びでも結構喜んでくれます!どんな些細な特技でも、子どもたちが将来を考えるきっかけとなるように、惜しみなく披露してください!