ネパール スタディツアーへの海外ボランティア
プログラムの参加者とも、子どもたちとも、こんなに短期間でこんなに仲良くなれるんだ!
忘れられない
国際化が進み、国際協力が世界の先進国のキーワードととなっている気がします。大学では、教育を専攻していることもあり、私は発展途上国の教育支援に、非常に興味があります。その中でもネパールは、特にたくさんの課題を抱えている国であることをメディアで知りました。行こうと思っても、個人ではただの観光になってしまいかねないと考えていた時、このスタディプログラムを知りました。この旅では、私が役にたてるかよりも、まず何ができるか、つかめたらいいと思っています。
私の中で、行く前のネパールは「たくさんの問題を抱えた国」でした。
貧困、人身売買、医療不足、そして教育の問題・・・メディアを通して、困っているイメージだけしか伝えられてこなかったからです。
実際にネパールに足を運び、このプログラムに参加してみると、そうではなく、「たくさんの問題を抱えた国。だからこそ一歩一歩前に進んでいる国」でした。
親に捨てられた子どもがダンボールに入って道に居る、そんな写真を見ました。しかし、彼が、施設に入って笑顔で笑っている姿の写真も見ました。
身体に障害を持って生まれてきた子たちが、施設で助け合って生きている姿を実際に見ました。
足が不自由で幼い頃は学校へ通えなかったという女の子が、私たちの前で驚くようなダンスを見せてくれました。
ネパールは、確かにたくさんの問題を抱えているのかもしれません。ただ、ネパール人は、「前を見る力」「前に向って進む力」に溢れているような気がします。私がこの1週間で見てきたのは、たくさんの問題を乗り越えながら、前を向き、前に向って進む子どもたち。そんな彼らが作る次世代のネパールは、私にとって、これからますます注目の国になりそうです。
日本は何でも手に入る、豊かな国かもしれません。その反面、「前を見る力」「前に向って進む力」は、今の日本人にかけている力ような気がします。この力を身に付けるためにはどうしたらいいのか・・・・、彼らを見ていて思いました。まずは自分に自信を持つこと。私は教師を志していることもあり、日本の子どもにも彼らのように育ってほしいと願い、将来生徒と関わっていきたいと感じています。
普通の旅行では経験できないことばかりなので。
たくさんのことを学びながら、子どもの笑顔を追い求める一週間!人生で一番あっという間な一週間!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
現地のスタッフさん(日本人、ネパール人問わず)はとても親切な方ばかりで、問題も起きず、最高の7日間を過ごせました。
本当にありがとうございました。