ネパール スタディツアーへの海外ボランティア
バイクにノーヘルで乗るのはすごく気持ちよかった!!
視野を広げたい、成長したい、人の役に立ちたい、現地の様子が見たい・知りたい、現地の生活を体験したい
勉強になった
”旅行では知ることができない世界を見てみたい”という好奇心がきっかで参加を決めました。旅行では行かないような国で、社会人になってからではなかなか経験できないような事です。自分にできるボランティアを経験し、また知らない世界を学びたいです。
参加を決めるまでネパールがどこにある国なのか、どういう国なのか、言語はなにか、まったく知りませんでした。去年、カンボジアのボランティアに参加し、またカンボジアに行くつもりでしたが、知らない世界を見てみたいという好奇心でネパールに行くことを決めました。好奇心で参加をしたスタツアで、帰国する時の心の変化を想像していませんでした。
私たちは3人での参加でした。みんな大学生で将来に活かすために今回参加したとようで、自分みたいに人生経験で来てよかったのかなと、少し不安になりました。ネパールに着いてから「Chinese」「korian」と言われることが多かったです(笑)実際、日本の人を見かけたのは数人程度でした。そして、朝と夜は思ってた以上に冷え込むので半袖の上にパーカーを着ていても寒かったです。日中は半袖でも過ごせるときもあったので服装が少し難しかったです。いつかヒマラヤ山脈を見れると思っていましたが、ずっと空がくすんでいて見ることができなかったのは残念です。そして道端のごみはすごかったです。本当にあちこちごみが散乱していて、川の水の異臭が下水のように臭かったのは驚きました。
ネパールでは英語もほぼ共通語のようでした。初日の福祉大学の学生さんからネパールの社会問題のパワーポイントを英語で見せてもらいました。しかし自己紹介ですら理解できずで焦りました。留学経験はありましたが2年前のことなので、それ以来、英語に触れる機会といえば大学の授業で教科書翻訳の薬学英語で、耳で聞きとるということは難しかったです。かつ、ネパリが話す英語なので本当に最初は分かりませんでした。日を増すごとに慣れますが、今度は自分が伝えたいことを言葉にするのが難しく、何度「英語が話せたら・・・!」と思ったかわかりません。だけども、今回の旅でやり残しがないようにいっぱいいっぱい楽しみたかったので、指さし会話帳を使って子供たちと会話したり、タクシードライバーに話しかけたり、簡単な英語で店員さんに声かけたり、積極的になれたことで楽しめた場面がありました。小学3年生だと単語で会話できたり、6年生になるとちょっとした会話ができました。カンボジアをイメージしてネパールに行ったので、小学校でも制服があることには驚きました。どこにいってもそうだとは思うのですが、子供たちは本当に懐っこくて目がキラキラしててかわいかったです。
ネパールがどんな国なのか教えてもらった時に「日本ではどうなのか」と聞かれ、私たちは答えることができませんでした。自分の国についてもっと知っておくべきだとも思ったし、19人の小学6年生に「日本について知っていることがあるか」という質問をしました。「日本は裕福な国」という答え1つだったのにも驚きました。持って行った書道用具で日本語を書きましたが、私たちがきっかけで日本に興味を持ってもらえたらうれしいなと思います。
トイレやお風呂は日本と比べたらどうしても不衛生です。だけど3日目~5日目のゲストハウスがとってもキレイで感動しました(笑)そしてオーナーさんにお願いをしたらラッシーを作ってくれたり、とても気さくな人でした。カタコトの日本語が面白くて本当に楽しかったです。またネパールに行くならこのゲストハウスに泊まりたいです!
1週間ほとんどダルバートという料理で、香辛料が効いたご飯なのは、最後らへん少ししんどかったです(笑)
ネパールのJICAで働く日本の方や、青年海外協力隊で活動をする方に会って、私はそういった仕事にいつのまにか魅かれていました。去年、カンボジアで出会ったキラキラした子供たちの笑顔を守りたいと思ったことと、そして今回ネパールで出会った気さくで親しみのある人々の幸せを守りたいと強く思いました。将来薬剤師になっていつかネパールやカンボジアで出会った人たちを守れるような活動ができたらなと思いました。間違いなく私にとって大きな人生経験になったし、将来について考えさせてもらえるすばらしい機会になりました。
旅行ではいけないところに行けるから
英語ができればコミュニケーションがスムーズですが、話せなくても問題ありません。コミュニケーションは勇気です。行ってみなくちゃ知らないことはあるし、行くからこそ知れることがあるはずです。