フィリピン 貧民区キッズサポートへの海外ボランティア
今まで生きてきた中でこんなに自分を見つめなおした日々はありません。周りの人への感謝でいっぱいです。
涙が止まらない
このプログラムに参加するきっかけになった出来事は、この春に行ったラオス旅行です。バスで都市から地方に向かう時に通った村の人々やホテルの従業員など、私がラオスで出会った人々は衛生面が良くない状況や生活環境があまり整っていない場所でも、周りの人とのつながりを大事に、幸せそうに生活していました。それを見て、人は人と生きていることが幸せなんだと感じました。しかし、衛生面が良くないことや医療が整っていないことで命を落とす人が多いことも事実です。世界には衣食住が整っていない環境に住む人や教育を受けたくても受けられない人、何かにおびえながら暮らしている人等、苦しい生活をしている人がいることは知識としてありましたが、実感として感じたのは今回のラオス旅行が初めてでした。帰ってきてから世界の現状について再度調べてみて、衝撃を受け、私は全然世界について理解していないと思ったと同時に、この現状を変えたいと思いました。人によって幸せの形は違いますが、せめて生きることに対して悲しみや苦しみがないような生活環境を整えるということが私のやりたいことだと思いました。このボランティアを通してもっと世界の現状を肌で感じ、その経験を将来に向けて生かしていけたら、と思っています。
自分の甘さに気付かされた1週間でした。正直、行けばなにかできるだろう、与えられたことを精一杯やろう、そう思ってこの活動に参加しました。
あなたは何をしにきたの?とマスターに言われ、答えに困っている時点で何のビジョンも持たずに来たことに気づき、自分は甘かった、と行ってすぐに感じました。そんな心構えで参加した自分が嫌になりました。ボランティアは心で感じて動くものなんだとマスターに言われ、わかっていたつもりで全然自分はわかっていなかったと痛感しました。
マスターほどまっすぐに自分の信念にまっすぐに生きている人を、私は今までの人生で会ったことがありません。
一秒一秒真剣に生きろ!というマスターの言葉が忘れられません。
今の私は親に頼り、地球のために何の役にもたっていない、ただ生きているだけのバカ大学生ですが、将来はマスターのように信念を持って人のため自分のために精いっぱい生きていきたいです。そのために、まず自分のことからきちんとやらなければいけないんだと思いました。自分のこともちゃんとできないのに人のためになることなんてできない、と今回実感したからです。学生なんだからたくさん勉強して知識をつける、運動をして体力をつける。そうやって自分を鍛えて、両親や周りの人に感謝しながら生きて、自分の大切な人を精一杯大事にすることから始めていきたいと思います。
何の役にも立てなかったけど、両親を大事にする心、ボランティアとは心でするものなんだということ、自分はまだまだボランティアする器が足りないこと等多くのことを心で感じ、学んだこの1週間は私にとって一生の宝です。
マスター、現地NGOのみんな、一緒に過ごしたボランティアの人達、ジェニー、アルマ、ジェイセル、通るたび挨拶してくれた近所の人々、家族、この1週間を支えてくれた人達に深く感謝します。本当にありがとうございました。
両親を大事にする、ということを周りの人に伝えていきたいです。また、まずは自分のことがきちんとできてから、人のことを心から大事にする器ができるんだと感じたので、自分の中身を鍛えていきたいです。そうした後、自分ができること、自分が人のためにこうしたいと感じたことを受動的でなく能動的に実行していきたいです。心で感じ、行動していきたいです。
今回、素晴らしい体験をしたため。
中途半端な気持ちで行っては迷惑なだけだと今回私は実感しました。自分がやりたいことが明確にある人が参加することが望ましいと思います。