フィリピン 貧民区キッズサポートへの海外ボランティア

何もわかっていない

  • 評価5つ星評価 ニコニコマーク勉強になった
  • 2012年9月参加
紹介割コードin030134110

本当に勉強になりました

参加後の気持ち

勉強になった

プログラムに参加した理由を教えてください

自分はいままでテレビなどのメディアを通して貧しい人たちの暮らしぶりや現状といったものを見る機会がよくありました。確かにそれを見て「このままではいけない、世界にはこのような生活を強いられている人たちがいるんだ」と感じる一方で、募金などといった具体的な行動にその思いを移すことはありませんでした。今年1浪を経て大学に入学し、時間的余裕が高校時に比べ格段に増えたので、これを利用して実際にテレビなどのメディアが取り上げている地域に行き、現地の人と関わり、できる限り彼らの生活の支援をしようと決心しました。その交流・支援を通じて、彼らの現状に対する理解を深め、今後の人生設計を考える上での1つの大きな要素にしたいです。

プログラムに参加した感想は?

自分は、フィリピンに行けば何かボランティアをやらせてもらえるだろうといった、今思えばバカにもほどがあるような考えを持ってこのプログラムに参加しました。現地ではマスターがファーストエイドやフィーディング、空手の指導等の活動をしていましたが、それを行うのに自分たちプログラム参加者は全く必要なくて、いつも「お前は何のボランティアをしにここに来たんだ」とマスターに訊かれ、答えを用意せずに来たことを何度も反省しました。また、親孝行もろくにせずに海外ボランティアに親の金を使って参加していることのおかしさをマスターに指摘された時は、自分はなんてバカなんだ、なんで今親孝行せずにフィリピンに来ているんだ、とひたすら自分の思慮の浅さにあきれ、悔しく思いました。たぶん自分が本当にフィリピンのためにしてあげられたことなんて、募金だけだろうなと思います。ボランティアしに行ったつもりが、実際には現地の子供たち、そしてマスターにボランティアされに行ったことになってしまいました。マスター、そして現地の皆さん、本当にご迷惑をおかけしました。そしてこんな自分に、温かく、厳しく接してくださりありがとうございました。本当に感謝しています。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

この何もボランティアできなかったという経験をただみんなに迷惑かけたな・・・と思って済ませるようなことは決してしないことを誓います。今後自分はアルバイトをして今まで親に当たり前のように払わせていた自分の出費を自分で稼いだお金で支払い、学業にももっと誠実に取り組んで、親が自分を大学に行かせて良かったと納得できるくらい教養のあり自立した人間になります。そして一生、親を大事にしていくつもりです。いつか、親孝行も満足できるまでして、お金にも時間にも余裕ができたら、じっくり考えて本当のボランティアをしたいです。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

いいえ

理由

本当のボランティアは心で感じて行動することだから、ボランティアプラットホームで参加することにこだわる必要はないと思う。

これから参加される方へアドバイスお願いします!

自分が何をしに行くのか、具体的なビジョンを持つ必要があります。そして、このプログラムに参加することが本末転倒でないかを考えてください。