フィリピン 貧民区キッズサポートへの海外ボランティア
家をみせてもらったお宅の子供に 僕の家きたなかったでしょ?って言われたこと。その後に 夢は先生になって綺麗なお家を買うことなんだと聞いた時に涙がとまらなかった。
涙が止まらない
4月から日本赤十字看護大学で看護を学び、将来は青年海外協力隊に参加したいと考えています。
大学のサークルでもフィリピンでの活動をしているものがあり、以前からそのような活動に興味があったありました。
またフィーディングやファーストエイドの活動を通してフィリピンの現状を知りたいです。
推薦で大学も決まりこの春休みを有効に使いたいと思い、ボランティアに参加したようと考えました。
現地での経験を将来に生かせるように活動をしたいです。
私はこの一週間でボランティアをいかに甘くみていたかを実感しました。トイレや食事は大丈夫か、傷口を見ることができるかなどの不安を持ってフィリピンに向かいました。今思うと自分の事しか考えていませんでした。マスターの仰るとおり明確なビジョンもないままフィリピンに行って、なにもできない観光客で終ってしまいました。子どもと遊ぶだけではボランティアではないと言われた時その通りだと思いました。逆にボランティアしてもらって帰ってくるという自分の力のなさを痛感しました。
マスターからいただいたたくさんの言葉 自他共栄 頭で考えるな心で動け 稔るほど頭を垂れる稲穂かな などとても心に響きました。自分がどれほど幸せで平和ボケしてしまっていたか。感謝の気持ちを忘れて生活していたか。その他にもたくさんのことを分からせてくれたのはキッズとマスターのおかげです。
私たちは人数が多く立っているだけでも邪魔になり、何かしたいといつ気持ちだけで何もできませんでした。自己満足とボランティアについて深くかんがえさせられました。またみんなの意見をまとめる事の大変さを知りました。こんなに考えたり涙を流したことはありません。最後の夜ケーキも買えなかった私たちの為に、工事現場をきれいにして待っていてくれた優しさに涙が止まりませんでした。
先日卒業式がありました。たくさんの方々のお話しを素直に受け入れる事ができたのもフィリピンに行ったからだと思います。卒業式の後親に手紙を渡しました。照れくさかったけど私の手紙を読んで泣いてくれまたした。手紙ぐらいてありがとうと言われると思わなかったので涙があふれました。これからたくさん親孝行をしたいです。
今は大学生になる前に何かしたいとう軽いきもちで参加した自分が恥ずかしいです。けれどもこの1週間で大学でやらなくてはいけない事も見つかりました。日本の恵まれた生活に慣れた勘違いした大学生にならないようにこの1週間の生活をずっと忘れないです。大学でしっかりと看護を学んで、自分にできる事がみつかったらマスターとキッズの元に帰ります!
私がフィリピンで1つやり残した事。
それはマスターに感謝の気持ちを直接伝えられなかった事です。
マスター本当にありがとうございました。絶対に恩返しをしに成長して戻ってきます!
大学でカンボジアの孤児院に行き活動しているサークルに入りたいです。一年間かけてカンボジアでの活動を考えて夏に訪問するらしいので、なにも考えずに参加したフィリピンでの反省をいかしたいです。活動の話し合いの場で、今回の経験をたくさんの人に伝えられたらいいなと思います。
自分のできることを見つけて戻りたいから
しっかりとしたビジョンを持って参加してください。子どもとのコミュニケーションを大切にしてください。