フィリピン スタディツアー AE-2015.3.31への海外ボランティア
こどもたちのキラキラな瞳は忘れられません!
勉強になった
私は教育学部養護教諭養成課程に所属しています。子供の健康問題などに関心を持っています。また、海外に行くことが好きで、大学に入ってから38ヶ国もの国々に渡航しました。今までは家族・友人との旅行や一人旅で海外に渡航していましたが、これからはボランティアなどで海外に行ってみたいと思うようになりました。そんなときに今回の子供の健康や教育に関わるボランティアを見つけました。来年度から大学で研究を始めていきますが、その前に実践的な体験をしてみたいと思い、今回のボランティアに参加したいと思いました。
今回のボランティア活動を通して、ストリートチルドレンの保護施設やスモーキーマウンテン、孤児院など様々な施設を訪れることができました。そこでは、私の想像をはるかに上回る現状が待ち構えていました。こうした問題は、貧困だけが原因ではないということを学びました。たしかに貧困が原因で貧しい暮らしを余技なくされている人々もいます。しかし、政府やNGOの支援、生活手当を受けているのにも関わらず、人々は今の暮らしを変えようとしないのです。道端でゴミをあさりながら生活をすることが身に沁みついてしまい、彼らのway of lifeになってしまっているのです。彼らの認知を変えるほか、この問題を解決するのは難しいと思いました。そこで、コミュニティをつくることの大切さを知りました。人々が話し合い、互いに支えあうことができる環境をつくる支援をしていくことも重要なことだと思いました。様々な角度から社会問題やボランティアについて考えることができました。
今回得た経験から、フィリピンと日本の健康教育やヘルスプロモーションや保健活動の違い、それぞれの国でのあり方や求めらていることについて、自分の専門分野と絡めて研究を進めていきたいと思いました。また、今回の経験は世界に目を向けるきっかけになったので、またこのような活動に参加し、さらに視野を広げていきたいと思いました。
とにかく行ってみないと何もわかりません。百聞は一見にしかず。迷っているならぜひ参加してみてください!