ベトナム スタディツアーへの海外ボランティア
きっと何か大切なことに気づくことができ、その経験は自分の自信にも繋がると思います。
すごく良かった!
私は今大学で小学校の教員になるために勉強をしています。学校で子どものことや障害のことを学んだり、ボランティアでアシスタントティーチャーをして子どもと関わったりする中で、もっといろんな子どもたちを知りたくなりました。そこで、日本の子どもとは違った生活をする発展途上国の国の子どもと触れ合いたいと思いました。
ベトナムの孤児院に行き、いろんな子と触れ合うことができました。孤児院には枯れ葉剤の影響で体が不自由な子もいました。今まではテレビや写真で見るだけでしたが、実際に会って枯れ葉剤の恐さを痛感しました。寝たきりの状態でほとんど自分で動くことができない子も、私が顔を見せて微笑むと笑顔を返してくれたり、手を握ると握り返してくれたり喜んでくれてるのが伝わってきました。それが一番嬉しかったです。そこで感じたのが幸せってなんだろうということです。この子たちは毎日ベットで寝ていることしか出来ないけど、私達のように遊びに来てくれる人がいることが幸せなのかなと考えました。でもその幸せは私たちが生活している中で感じる幸せとはなにかレベルのようなものが違うように感じます。どうしたらみんなが同じような幸せを感じることが出来るのか。みんなが幸せと感じることはなにか。そんな疑問が浮かびました。
また、ベトナムの貧しい家の子どもは学校のあと仕事に行きます。小学校を訪問し一緒に遊んだあと子どもたちが寂しそうに帰っていく姿をみて悲しくなりました。同じ子どもでも暮らしている国によって子どもの生活も変わってしまうと改めて気づかされました。どこの国の子も子どもらしく遊んだり、勉強したりできるような世界にしたいと思いました。
私はずっと海外ボランティアに興味を持っていたもののなかなか行動に移すことができず、今回やっと決断し参加しました。最初は不安もありましたが、一緒に活動する仲間に会ってすぐに馴染むことができて、今までの心配はいらなかったと思うほどでした。今回の参加を自分で決断できたことはこれから先の自信にもなると思います。
今回参加して自分の課題にしたいと思ったことは、誰もが幸せだと思えることを見つけ、それを広めるために私が出来ることを考え実践することです。そしてもっと子どもたちの笑顔で溢れる世界にしたいなと思います。私は小学校の先生を目指しているので、将来先生になったときにはこの経験を子どもたちに伝え、多くの日本の子どもに世界の国の子どもたちに興味をもってもらいたいです。そして私のように海外ボランティアに参加する人が増えてくれるといいなと思います。
1人でも何も心配いりません。参加すればきっといい経験ができます。