ベトナム スタディツアーへの海外ボランティア
ステキな経験!
いい経験に
私は教育学部多文化理解実践専攻に所属しています。国際的な視点で教育のあり方を考えたい、また、世界の教育を知りたいと思っており、以前は韓国の小学校で教育実習を行いました。その経験や大学での授業を通して、もっと実践的に広い見識を得たいと考えるようになりました。そして、何より人の役に立ちたいと思い、このボランティアに参加することを決めました。
今回、このスタディーツアーに参加することで、私の価値観は大きく変わりました。
ベトナムやもっと貧しい国々の様子はテレビなどで放送されているし、教育の現状や、枯れ葉剤のことも、知識としては知っているはずのものでした。しかし、実際に現地に行ってみると、知るのと見るのとでは全然違うのだと痛感しました。そこには、貧しさが故に生活のために必死で稼ぎ生きている人々、両親をなくしながらも無邪気に笑う子どもたち、枯れ葉剤の影響で重い障害をおいながらも懸命に生きている人々がいて、なのに、ボランティアといいながら逆に元気をもらっている自分がいて、何だか胸が苦しくなってしまいました。正直、ボランティアなんてできていません。悲しいけれど、現実彼らが今必要としているのはお金で、長期的には教育の充実が、本当に必要とされているものであると感じました。お金があって、十分な医療と教育が受けられて、彼らの夢を叶えられる環境が整えばいいなぁ、と強く思います。今回は私は彼らに何もできていないけれど、多くのことを学ばせてもらいました。これから何ができるかなんて難しいけれど、このような活動を多くの人が経験できたらいいと思います。今回、ベトナムの子どもたちや現地の人々と関わる中でとても優しい気持ちになれました。一人ひとりは無力だけど、実際に見て、知って、感じて、心動かすことで世界は少しずつ変わっていくのかなと思います。きれいごとかもしれないけど、行かないと分からないことがいっぱいあります。このような活動がもっと広がって、優しい気持ちも広がっていって欲しいと感じました。
今回学んだことを忘れずに、自分のできることをみつけたいと思います。また、自分自身は多くの国に行きたいです。今回学んだことも他国と比べることで他の意味を見つけ出せるであろうし、多角的、継続的に多くの経験を積んで行きたいです。そして、何より感謝の心と笑顔を忘れずに日々生活していきたいと思います。
一人では企画できないものだから
ステキな経験になるので是非参加を!