ベトナム スタディツアーへの海外ボランティア
ベトナムには日本にない幸福感がある。笑って過ごせる事がどれだけ幸せか痛感できる場所。
忘れられない
私が高校1年生の春、東日本大震災が起きました。とてもショックを受けて、何か自分にもできる事があると思い、震災から半年後にボランティアをしに現地へ向かいました。街があったとは思えない程平になった被災地を見た時は、言葉も出ませんでした。ボランティアをしに行ったものの、現地の方々の力になる事はあまりできませんでした。しかし、私達にできる事は「忘れない」こと。ベトナムのスタディープログラムを知ったとき、戦争と震災で被災した人達の思いを伝えて忘れて行かないようにする事は、どこか共通点があるのではないかと思いました。又、参加し現地の現状を知りたかったからです。
ベトナムで得た事は、この感想文には書ききれない程です。ベトナム戦争証跡博物館では、醜い拷問や巻き込まれた人々の写真や説明が展示してありました。非現実過ぎて、とても本当におこった事とは思えないような事実が綴られていました。二度と繰り返してはいけないと強く感じました。孤児院では、親に捨てられてしまった子供や様々な事情を抱えた子供たちと触れ合いました。愛くるしくて可愛いくて元気いっぱいの子供達。中には、枯れ葉剤の影響を受けて障害を持って生まれた子のクラスがありました。頭がどんどん大きくなっていく症状の子供が何人か居ました。寿命は7〜10年だそうです。その子達の目はキラキラして希望に満ちてるのに、私達は何にもしてあげられないんだ、という悔しさと無力感に襲われました。ツーヅー病院では、奇形児のホルマリン漬けを見ました。全員が言葉を失った瞬間でした。とても胸が苦しかったです。生まれてくる子供だけでなく、奇形児を授かった母親の気持ちを考えると、胸が痛みました。その後、病院の子供達とも遊びました。孤児院の子供も病院の子供もみんな元気いっぱいでした。私達にできる事は、この子達を受け入れて真っ正面から向かって遊んであげる事だと思ったので全力で遊びました。
活動が終わってからは、毎日皆でご飯を食べて夜は市場などへ出掛けました。とても楽しかったです(^o^)なにより、ガイドのトンさんがとてもいい人でみんなで寄せ書きのTシャツをプレゼントしました。17人の素敵な仲間にも出会えました!たった一週間でしたが、とても仲良くなり、とても濃い毎日を過ごせました。ただただ感謝です!
孤児院の実態を初めて知ったので、日本の孤児院にも興味が湧きました。生きたくても生きられない子供達が居る事を知り、当たり前のようにある明日を大切にしたいと思いました。又、枯れ葉剤の影響で今でもくるしんで
いる人達が居るという事を、今回参加したメンバーから発信していくべきだとおもいました。
貴重な体験ができるから
参加して後悔はしません!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
ベトナムでの活動を支援してくださったスタッフの方々、本当にありがとうございました。感謝しています。あと、ベトナムのガイドのトンさん!毎日、美味しいご飯へ連れてってくださいました!本当に優しさで溢れている人で、私達のアイドルでした!笑 またみんなでお会いできる日をたのしみにしています(^o^)!