カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
前より人に優しくなれた気がします!!
優しさに触れた
以前から発展途上国の子供たちに何か協力したいと考えていたのですが、彼らがどのような生活をしているのかぼんやりとしか想像できませんでした。なので、このツアーを通してまずは現地の人々と触れ合い、現状を肌で感じたいと思いました。約1週間という短い期間でどれだけ子供たちの役に立てるか分かりませんが、何が必要かを考えて少しでも子供たちを喜ばせたいと思いました。
私はこの九日間、この活動は本当に村のために役立つのだろうか?カンボジアのためになるのだろうか?という疑問を自分自身に問いかけながら過ごしてきました。
当初は現地の生活スタイルを変えてしまうことになるのではないか、日本語を勉強して本当に役に立つのか、などと否定的なことを考えていました。しかし日々子供たちと過ごす時間が増え、村の生活にも慣れてくると感じていたことが変わってきました。
まず、熱心に日本語と英語の勉強をする子供たちを見て、勉強をする、そのこと自体が幸せなのだ!と思いました。授業中には積極的に手を挙げて発表をし、「せんせい、せんせい」と問題が解けると元気に私を呼ぶ子供たちに学ぶことの楽しさを改めて気づかされました。
また、身振り手振りでホストファザーとも会話をしたことで直に現地の人の生活を知ることができました。ホストファザーは来月から半年タイの縫製工場に出稼ぎに行くと言っていました。そのためか、村には若い男の人が少ないと感じました。この話を聞いて、今私たちが勉強を教えている子供たちには将来的にはカンボジアで自国のために働いてほしいと思いました。
また、このボランティアを通して私が村の子供たちから学ぶことも多くありました。ホームステイ先の子供は朝一番に起きて井戸水をくみ上げる仕事をします。その後私たちの食事の片づけをしてから学校に登校します。私たちが日本に帰るときには、重いスーツケースを近所の子供たちが協力して当たり前のようにてきぱきと運んでいました。家の仕事をしっかりとやり、勉強も熱心に取り組む子供たちに尊敬さえ感じました。
この経験を周りの友人などに話してカンボジアへの関心を広めたいです。金銭的な援助をしたいと思います。就職してから他国の人と接することが多くなるので、言葉の壁がありながらも楽しくコミュニケーションできたことを生かしたい。
想像していた以上に学びがありました!考え方変わります。