カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
運命!奇跡!感動!
忘れられない
大学1年のときに何かしておきたい! そう思ったのは大学最初の夏休みを考えたときでした。国際交流、国際協力など、これらは非常に興味のある分野であり、大学の間に何かしようとしていた私にとって国際ボランティアは良いスタートとなるだろうと思いました。今回の経験を通してしっかりと自分を見つめ直し、これからどのようなことに関わっていきたいのかということに繋げていきたいです。自分の価値観を変えたい、視野を広げたい、そして物事を多方面から見れるようになりたい。これが私の志望動機です。
日本に帰ってきて普段の生活に戻った今、どうしたものか、あの国、あの土地でのことが絶え間なく脳裏をよぎる。一瞬一瞬を捉えた写真を幾度も幾度も見返し、何とも言えない感動がかきたてられる。来るときは1人だった。しかし帰国の際はたくさんの仲間に手を振り、再会を約束する言葉を口にする自分がいた。
村の生活は実に原始的だった。にわとりの声で目覚め、ハンモックでお昼寝をし、夜は8時に寝た。シャワーなんてものはない。日本とは意味の違う「水浴び」という言葉。トイレも流れない。慣れるまでにはそれなりの時間が必要だった。
真っ直ぐに続く道を流れるように歩いていく牛の大群。日の出とともに田んぼに一斉に竿を投げ込む現地の人々。ハエと犬と戯れながら美味しく味わった食事。ここは笑顔の聖地かと思わせるほど自分の目に飛び込んでくる子供たちの笑顔の数々。
子供たちの日本語のレベルは相当なもので、授業をする際、教える自分が助けられた。クメール語、英語、そして日本語を既に小学校の時点で学習している彼らは想像以上に賢かった。これからのこの国ことを考えると期待の意が芽生えてくる。
「発展途上国」。この言葉から連想するイメージはみなさんご察しの通りである。しかしこの国の人々は日本人と同じくらい、いや、日本人よりも幸せに暮らしていた。本当の幸せとは何なのか、この答えをこの8日間が教えてくれた。日本人に足りないもの、忘れてしまったものがあるように思えた。
様々なことについてたくさん考えた。夜は参加者と深く語り合い、たくさん考えさせられた。
最終日は想うものがいっぱいになって涙を止めることができなかった。それくらい、一生ものの出会いと経験がここにはあった。
これからの大学での学びに生かし、自分の研究分野の糧にする。
この8日間を通して視野が広がったことで、1つの物事に対して一方的な見方ではなく、多方面から見ることを心掛けるようになった。
そこで自分にしかできない何かを見つけ、その問題点及び解決策を考える。将来的にその問題解決につなげることができるような道に進めるよう精進する。
現地の人々、そして参加者とのかけがえのない出会い!
最終日は想うものをいっぱい背負って帰国します。一生ものの出会いと経験がここにはあります。