カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
カンボジアで出会ったどの人も思い出そうとすると笑顔しかでてきません!
忘れられない
私は、現在大学で日本語教育について勉強しています。自由の利く最後の夏休みに何かしたいと探しているときにぼらぷらに出会いました。初海外の私にはハードルが高いかも、と悩みましたが、自分の学んでいることを活かすことで現地の子どもたちのためになれば、と思い参加を決意しました。
始めは正直、勢いで申し込みました。周りの友人や知り合いには、危険じゃないの?と何度も言われ、物好きだね、とまで言われました。出発日が近づくにつれて私自身も不安が大きくなり、自分にはたしてできるのかと何度も悩みましたが、行ってよかったと今では心から思います。電気も水道もなく、特に一番不安点だったのが水浴びでした。本当に真水を被るだけ。初日はやっていけるか心配になりましたが、2,3日もすると慣れ躊躇なく水浴びすることができていました。ステイ先のお母さんの手料理も本当に美味しくて毎日のご飯は楽しみの一つでした。
学校で過ごす時間は、楽しい!の一言でした。私は、3,4年生の担当でしたが、授業中でも子供たちのやんちゃさは抑えきれず、指名してほしい子の「せんせい、わたしー!」という元気な声が教室中に響いていました。授業中に遊び始める子もいましたが、テストやリピート、書き取り練習などはどの子もしっかりやっていて基本的に真面目な子たちという印象を受けました。行くまでは、仲良くなれるかな、と思っていましたが、そんなことは全く心配する必要はなかったようです。教室に入るなり、「なまえー!」と四方八方から名前を聞かれ、次の瞬間にはもう名前を呼んでくれるような子ばかりでした。休み時間には校庭に出て、力が有り余っている子供たちと駆け回るのが日課でした。担任のブン先生にもとてもお世話になりました。基本的には私たちに任せて下さって、子どもたちを抑えきれないときなどに手を貸して下さるとても信頼できる存在でした。ダジャレが大好きで毎日お別れは「お疲れサマンサターバサ!」でするのが日課になっていてとても楽しかったです。
また、カンボジアでしか見られない、絶景の朝日や、夕日、星空は今でも鮮明に覚えています。朝4時過ぎには、牛やイヌの鳴き声で起き、皆で朝日を見に行ったり、星空を見上げて夜明けを待ったりする時間がとても幸せな時間でした。
最終日には、子どもたちが本当に可愛い存在になっていて、帰りたくない、ここにいたい、と心から思っていました。行く前までは、なんとも思ってなかったのに、帰りのバスまで見送りに来てくれた子供たちを前に最後は大号泣してしまいました。子どもたちの成長をずっとそばで見守っていたかったです。子どもたちがくれた手紙やプレゼント、Tシャツに書いてもらったコメント、皆の写真は本当に宝物です。また、同じ時期を過ごした仲間や、先生方、ステイ先の家族、そしてこどもたちとの素敵な出会いに感謝です。なにかを与えるつもりが逆にたくさん与えられた9日間でした。本当に素敵な幸せな時間を過ごさせていただきました。また必ず行きます!カンボジア!ありがとうございました!オークン!
日本語教育を学んでいる自分にとって、外国の子どもたちに日本語を教えるのは今回が初めてでした。学んでいることを活かしきれたとは到底言えない拙い教え方でしたが、それでも純粋に学ぼうとしてくれる子供たちの姿に心を打たれました。進路で迷っているときにこのプログラムに参加しましたが、今回の経験から、子どもたちに日本語を教えたい、そしてその成長を間近で見ていたい、と自分のやりたいことが鮮明に浮かび上がってきました。今後は、このプログラムでみつけることができたやりたいことを実現できるように、進路実現に向かって前進していきたいと思います。
もう一度子供たちや先生に会いたい!
心配せずに飛び込みましょう!そして悔いの無いように思いっきりやりきってきてください。きっと幸せな時間を過ごせるでしょう。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
出発前に様々なサポートをしてくださって不安を取り除いてくださったスタッフの方々に感謝です。現地でたくさんお世話になったブン先生にも感謝です。日本語が上手くないと謙遜していましたが、本気で上手だと思いますよ!これからもダジャレで皆を和ませてあげてください!ありがとうございました!これからも応援しています!