カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
何より、子どもたちを含めた現地の人全てが温かくて感動しました。日本にいては感じることの少ない温かみでした。
人生が変わった
私は、いま文学部の国際文化学科に所属しています。もともと、難民の方や貧困の国の人を助けたいという思いが強かったからです。なので、サークルも国際ボランティアサークルに入っています。サークルでは、スリランカの人々の支援をしているのですが、もっといろいろな国の人を助けたいと思っていました。そんなとき、ボランティアプラットフォームを見つけ、私がやりたいことにとても当てはまっていると思い、今回は応募させていただきました。
私は初め、現地でうまくやっていけるかとても不安でした。現地での生活ももちろん、同じ日本人と馴染めるか、子どもたちとは仲良くなれるかなど、たくさんの心配事を抱えての出発でした。実際に現地に行ってみると、最初は日本との違いに戸惑い、生活にも苦労を感じることもありました。しかし、それはほんとに最初だけで、だんだん日本に帰りたくないと感じるほどでした。日本人の仲間たちから聞くそれぞれの話の一つ一つに刺激を受け、生活していくうちにかけがえのない仲間になっていきました。そして何より私の心をつかんだのは、現地の子供たちです。みんな、勉強をまじめに受け、私たちを先生と呼んで頼ってくれ、私たちが展開するつたない授業にも全力で取り組んでくれました。日本語教師になりたい私にとって、この子どもたちの姿を忘れることはできません。また、この経験のおかげで私の夢も確実なものになりました。充実したという言葉では足りないくらいの経験をし、かけがえのない仲間たちにも出会い、そして何より私を大きく変えてくれた子どもたちと離れるときは、自然と涙が出てきました。最初に抱いていた心配が馬鹿みたいだと感じました。この経験での全てのことが、私のかけがえのない出会いでした。
私は、出発前から日本語教師になりたいという夢を持っています。今回の経験で、大きな一歩を踏み出せたと思います。実際に現場を見てみて、動いてみて、より一層気持ちが強くなりました。だから、これからこの経験を生かして、将来は困っている国を教育の面からサポートできるような日本語教師になりたいと強く思います。
普通では体験できないことだから
迷っているなら、行くべきだと思います!かけがえのない出会いをたくさんの人にしてほしいです。子どもたちの笑顔に触れたら、不安は一瞬でなくなりました!