カンボジアSDGs海外ボランティア研修への海外ボランティア
孤児院訪問で最初から最後まで手を繋いでいた、親がいない少女が別れの時、私の父親だと言ってくれた事は忘れられません。高校生活最後の夏が私の人生を変えてくれました。カンボジアは第2の故郷です。オークン
涙が止まらない
私の高校生活もう、二年半が過ぎようとしています。振り返ってみると、部活部活の生活で部活以外の事をしていなかった事に気ずきました。そこで去年、体験したアメリカでのホームスティをきっかけに海外に興味を抱くようになりました。そこで高校生活最後の夏、以前から興味があって調べていたカンボジアに一人で、ボランティア活動に参加しようと決めました。私の夢は看護師になって、海外で働く事です。私が参加するスタディープログラムには、カンボジアの病院訪問や、孤児院訪問があります。そこに興味を持ち、申し込みました。
最初は高校生での参加はまだ早いかな?とか一年間カンボジアについて学んでから行ったほうがいいかな?とか不安でしたが、今思えば高校生で参加したことによにり、大学受験前に世界的に視野がひろがり、ほかの高校生には経験できないことをたくさん早くから経験できて、幸せな気分でいっぱいです。メンバーにも恵まれみんな最年少の私に積極的に声をかけてくれて、困ることはなにもありませんでした。当たり前のことが当たり前じゃないカンボジアの生活は私にとって、とても衝撃的でした。日本では蛇口をひねればきれいな水が流れますが、カンボジアでは泥水をためて、飲んだり、食器を洗ったり、シャワーを浴びたり、考えられないことばかりでした。また、どこに行っても観光客の私たちに1ドル、1ドルと、お金欲しさに子供たちがずっとついてきました。今でもその光景は衝撃的すぎて頭から離れません。孤児院訪問では親がいない子供たちと全力でサッカーをしたり、一緒に料理を作ったり、記憶に残ることばかりでした。最後に分かれるとき私の手を最初から最後まで離さなかった親がいない少女が、私の父親だと英語で何回も言ってくれたことは、本当に忘れることができません。号泣の中お別れし、最後まで手を振ってくれて本当にさみしかったです。今回経験した数多くの出来事を、これからの大学受験や人生にいかしていきたいです。そして、またカンボジアに来たいと思います。本当にありがとうございました。オークン。
私は世界で活躍できる看護師になりたいと思っています。男性看護師になるのは簡単なことではありません。大学受験も男の看護学部合格率は倍率が高く、受かるかどうかもわかりません。しかし、今の私には誰にも負けない強い武器があります。それはカンボジアという国を、肌で感じてきたことです。当たり前のことが当たり前ではなく、今日を生きるために必死に頑張っている人達がたくさんいました。この経験は私に自信と勇気をくれました。今では誰にも負ける気がしません。だからまずは大学に入り、看護師になって、将来的にはカンボジアで医療の行き届いていない地域の人たちを助けたいと思っています。
人生が変わったから
参加を迷ってるなら参加すべきです