カンボジアSDGs海外ボランティア研修への海外ボランティア
数えきれない感動と学び、体験に、おなかいっぱいです!
もう一度行きたい
大学で国際協力系のサークルに所属していることもあり、以前からスタディツアーに興味がありました。このプログラムでは、ボランティアを通して現地の方の生活の様子を知れることはもちろんですが、観光を通して、カンボジアの文化や歴史を学べることに魅力を感じたので、参加を決めました。
途上国を訪れるのは今回が初めてで、正直、最初は不安でいっぱいでした。夜シェムリアップ空港に到着し、他のツアーメンバーの到着を待つ…。閑散としていく空港の外で待つこと数時間、全員がそろったのは深夜でした。疲労も重なり、不安はさらに募ります。しかしホテルに到着すると、ホテルの方たちが私たちを温かく迎えてくれ、とてもほっとしました。
さらに翌朝、ふと窓の外を見たとき、視界いっぱいに広がる「カンボジア」に心を奪われました。前の晩には暗くて見えなかった赤茶色の土と、青々と茂る街路樹、道路を走るバイクやトゥクトゥク、鶏の鳴き声と、飛び交うクメール語。このときの感動は褪せることなく、およそ1週間のプログラムの中で出会った新しい感動と学びとともに、深く心に残っています。
このプログラムでは、孤児院や小学校での子供たちとの交流や各貢献団体の見学など、普通の観光ではできない体験をさせていただき、本当に感謝しています。また、ガイドさんが教えてくれたカンボジアの歴史や政治、文化の話、そして彼自身の子供のころの話などはとてもリアルで、勉強にもなりました。カンボジアサーカスの方々が、ガイドさんの誕生日サプライズを快く引き受けてくださったことも、感激でした。
今回私は、カンボジアという国だけでなく、お茶目でマイペースなカンボジア人のことも大好きになりました。レジ台の後ろにしゃがんで日焼け止めを塗っていた店のお姉さん、「味の素」と声をかけてくるトゥクトゥクのおじさん、出国の際、手荷物検査をしてくれたお姉さんとのくだらない会話。書ききれないくらいたくさんの体験、そして思い出ができました。
カンボジアが抱えている課題のうち、都市部と農村部の貧富の差、天候に左右される農業は、日本も取り組まなければならない問題です。一方、カンボジアに存在する地域内、隣近所同士でのコミュニティーやカンボジア人の語学力は、日本が失いつつあるもの、見習わなければならないことのように思います。今回私がカンボジアで見てきたこと、経験したことを、日本の持つ課題の克服に活かせるよう、日本のまちにどう取り入れられるかを考え、実行していきたいと思いました。
もっといろいろな経験がしたい。
とても貴重な体験をすることができました。迷っているなら思い切って飛び込んでみてください!後悔はしないはず!