カンボジアSDGs海外ボランティア研修への海外ボランティア
知らない人に手を振っても、笑顔で返してくれるそんな国です。
絶対行くべき
高校3年生のときに、政治経済でポルポト政権について学びました。先生が、受験には絶対に出ないだろうというような細かいところまで詳しくやられるので、凄く印象に残っています。たまたま、ぼらぷらさんの広告を見たとき、カンボジアという言葉が目に止まり、その授業のことを思い出して、私に何かできることがあればと参加することにしました。
孤児院を訪問したとき、私はどうしていいか分かりませんでした。今回このツアーにしたのは、お金が一番安かったからで、正直に言うと子どもと遊ぶのはあまり得意ではなかったのです。折り紙をするつもりだったのですが、あまり興味を持ってくれず盛り上がりませんでした。他にも相撲のおもちゃを持っていていたのですが、やり方を見せると、すぐに子どもたち同士で遊んでしまい私は入れませんでした。走り回ったりして、すぐに打ち解ける他の参加者の方を見てあせりました。でも、私は運動は好きじゃないし、どう入っていいかも分かりませんでした。困ってぶらぶらしていると、日本語の絵本を一人で読んでいる子がいました。世界の妖怪を紹介している絵本でした。ふとその子が私を見て、絵本の妖怪を指差して何か言いました。クメール語だったので分かりませんでしたが、疑問系だったので、名前が知りたいのかなと思って教えました。すると、納得した表情でまた絵本を読み、知りたい妖怪が出てくると私に指差して見せてきました。だんだん日本語を読むだけでは伝わらないことも聞かれるようになりました。ドラキュラの横に、にんにくがかかれていて、そのにんにくを指差して聞くのです。悩みましたが、にんにくを指差し、ドラキュラを指差し、やられるジェスチャーで伝えると、納得した顔をしてくれました。とても嬉しかったです。
今まで私は、人前に立ったり、にぎやかにするのが苦手に感じる自分が嫌でした。もっと人とうまく関わりたいのにと思っていました。でも、孤児院でのできごとで、別にそれを好きにならなくても、自分の好きな分野で人と関わっていくことは可能だと分かりました。また、あまり一緒には遊べませんでしたが、自分の持ってきたもので遊ぶ子を見ていると、やはり嬉しかったので、人を喜ばせるものを作れたらいいなと思いました。
とても意義のある旅だったので
日本にいて、なんとなく学校に行っているようでは味わえない経験がたくさんありました。英語ができなくても大丈夫なので、ぜひ参加してみてください。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
案内してくださった現地ガイドさん、ありがとうございました。
とても気さくで、楽しかったです。