カンボジアSDGs海外ボランティア研修への海外ボランティア

行かなきゃ一生わからなかった!

  • 評価4つ星評価 ニコニコマーク忘れられない
  • 2013年9月参加
紹介割コードin06672b9b8

出会った人、遺跡、風景、文化の違い。全部が全部、忘れられない思い出です!

参加後の気持ち

忘れられない

プログラムに参加した理由を教えてください

言葉の壁を越えて、カンボジアの子供たちと交流したいと思ったから。異なる国の子供たちの教育や文化に触れ、自分にできることをしてみたいと思った。自分も学び成長したいと思った。写真で見るカンボジアの子供たちの明るくてキラキラした笑顔を私も見たいと思った。

プログラムに参加した感想は?

とある一枚の写真で見た、カンボジアの子どもたちの笑顔。歴史的や経済的に豊かであるとは言い難い国でも、こんなに眩しくてかわいい笑顔が溢れているのか。そう思った瞬間、カンボジアという国に興味を持ち、自分も子ども達の笑顔が見たい、子ども達のために何かできたらなと思うようになった。
 そんなきっかけで参加した今回のプログラム。その中で一番強烈に考えさせられたことは、「笑顔とは何か」についてだった。
 例えばまず、小児病院に行ったときのこと。そこには病気で苦しむ子ども達に向けた日本人ボランティアのメッセージが多くあった。「SMILE」「笑顔を忘れないで」といったメッセージがほとんどで、自分もまた子ども達の「笑顔」を願ってそうメッセージを書いた。しかし、考えてみてほしい。病気で苦しんでいる子。地雷で腕や脚を失った子。親を戦争で亡くした子。そんな、自分の想像を超える苦しみを経験している子たちを目の前にして、「笑顔で!」なんて言えるだろうか。言葉にするのは簡単だ。辛い思いをしている子どもたちに口だけで簡単に笑顔を強いるのは、私の安直な考えなのだと思い知った。
 また、衝撃だったのはベンメリア遺跡で出会った子ども達。親切に道案内をしてくれた子ども達は、遺跡を出た途端口々に「1dollar」とチップを請求してくる。一度チップを渡すともっと、もっと…とどこまでもついてくる。もしかしたら、お金をたくさん渡せば子ども達の顔は笑顔になるのかもしれない。1ドルなんて日本円にして100円程度。それで子ども達が喜ぶのなら。それで子ども達の生活が楽になるのなら。けれど、あんなにも心が苦しくなったのは一体何故だろう。お金を渡しても、渡さなくても。帰国して、ベンメリア遺跡で撮った写真を見返した。写真に映る、遺跡で出会った子ども達の顔はどれも目だけが笑っていない。無邪気さや喜怒哀楽が少ない、どこか悲しげで大人びている表情。私にはそれが忘れられないでいる。
 そんな複雑な思いもあった一方、孤児院や村の小学校で一緒に遊んだ子ども達の表情は間違いなく私に元気をくれた。一生懸命で真剣な顔、楽しそうに遊ぶ顔、ケンカしちゃって泣いている顔。何に対しても全力で、眩しい子ども達の顔。たとえ辛いことや悲しいことがあっても、こんな風にキラキラした顔でいられる瞬間が、この子たちに何度も何度もあって欲しいと心から思った。
 自分の周りを見ても、笑顔が素敵な人はたくさんいる。たとえば今回のプログラムで出会ったたくさんの人たち。私自身表情に乏しいとよく言われるが、そんな人たちと一緒に過ごした時間は自然と自分を笑顔にしてくれた。会えてよかったなと思う。
このプログラムを通して思ったこと。笑顔に優劣なんてないんだということ。けれども、笑顔になること、笑顔でいることは簡単なことではないのだということ。人を笑顔にするために自分には何ができるのかということ。スタディツアーに参加しなかったらわからなかった現実、感情にたくさん出会えた7日間だった。
 最後に、「心強く!」というガイドさんの言葉はこれからも絶対に忘れません!何もかもが自分にとって忘れられない時間、出会いだった。7日間の全てにオークンです♪

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

 今回のプログラムの反省として、もっと「計画」を立ててればよかったなというのがある。特に子ども達と遊ぶとき、「行けばなんとかなるだろう」精神が大きかった自分がいた。実際、一緒に遊んでもらった感が否めない。折角行ったのだから、「こんなことをしたい」「これをすれば子ども達に喜んで貰えるのでは」と言ったことを事前に考えて、もっともっと自分から伝えたり発信していくことで交流できればよかったなと思う。そのため、今後このようなプログラムやボランティアに参加する機会があれば、いや、何をするにしても、目的意識と計画性を大事にしていきたいという反省を活かして行動していきたい。
 また、私は4月から教育系の出版社で働くこともあってカンボジアでの教育についてや子ども達に興味があった。プログラムに参加して今まで知らなかったカンボジアの魅力や現実を知った。世界の垣根を超えて、子ども達が学ぶこと、遊ぶことについてより深く考えさせられた。今度は発信する側になりたい。この7日間での経験を仕事でいつか絶対に活かして、自分の作った本やコンテンツがどこかで誰かを笑顔にできたらいいなー、なんて改めて強く思っています。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

はい

理由

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ぼらぷらへ応援メッセージ

会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!

現地で少しだけお話できて、大変刺激を受けました。参加したプログラムも、小学校も、みなさんが支えてくださっているんだなと思いました。会えてよかったです!

ふきだし

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