カナダ 研修プログラムへの海外ボランティア
自分の中での価値観や考え方を見つめ直すことが出来る。現地に実際に行くことで気づくことも多い。
1人参加で不安
いい経験に
国際交流にもともと興味があり、もっと広く大きな視野を持ち物事を見ることができるようになりたいという思いから、このボランティアに参加しようと思いました。私は今まで家族での海外旅行や昨年の春休みにはオーストラリアへの短期留学を経験していますが、ボランティアという形は初めてです。もともと子どもたちと遊ぶことは好きなので、子どもたちと触れ合いながら英語の上達ができるよい機会だと考えています。
たった2週間という短い期間だったが、本当に刺激的な毎日を過ごせた。まずはホームステイについて。最初はなかなか英語が出てこず自分の考えやyes、noを伝えることでいっぱいいっぱいだったが、徐々になんとかコミュニケーションがとれるようになった。最後の方にはジョークを言い合えるくらいの関係性になった。ホストファミリーとの会話の中で感じたことは、しっかり自分の考えや意見を伝えることの大切さ。日本では曖昧さの加減が大切なこともあるが、それは通用しないと強く感じた。私の拙い英語でも聞き取ろうとしてくれたホストファミリーには感謝をしている。次にデイケアについて。私が行ったところは、ファミリープレイスというデイケアセンターとは少し異なる場所だった。子どもと親の遊び場を提供しているような所だ。そのため思っていたより子どもたちと直接接する機会は少なく、子どもたちが遊びやすいような環境を作ることが多かった気がする。私は日本から折り紙を持っていき、定番の鶴や、薔薇、王冠などを教える機会があり、英語での説明は難しく、ジェスチャーで伝える形になってしまったのが心残りだ。日本の幼稚園と比べると何もかもが自由で、一人ひとりに選択権があるように感じ、そこが大きな違いだと思った。
今回は一人で参加ということもあり、なんでも自分でやるという力がついたと感じている。初日にデイケアの場所まではホストマザーが送ってくれるという話だったが、手違いがあり、急遽自分一人で行かなければならないという事態が起こった。初めての場所で一人でバス電車を利用して向かうことは想像をはるかに超える不安であった。ホストマザーには”ask”という言葉をしつこく言われた。とにかく人に聞けば教えてくれるということだ。人見知りだった私にとってはかなりの難題であったが、自分の英語を試すいい機会だと考え、しつこく多くに人に聞きたどりついた。このエピソードは私の中で大きく、自分で分からないことは恥ずかしがらずに聞くという力がつき成長できた部分だと思う。この経験を日本では分からないことを分からないと言う勇気と置き換え、活かしていきたい。
自分の中で成長したと言える部分があったから。
何かに挑戦したいと思っている人には是非参加してほしい。成長して自分に会えると思う。もちろん友達と一緒でも良いが、1人のほうが頼る人がいないためより大きなものを得ることが出来ると思う。