バリ島 スタディツアーへの海外ボランティア
世界は繋がってるから!wifiとFacebookには頭が上がりません
絶対行くべき
日本語を習得することは彼らにとって就職の幅が広がるということもあり、ほんの一部分の手助けでも、長いスパンでみて彼らの大きな一歩となるような活動をしたいと思いました。
また、子どもの専門家を目指す一人として、福祉の面からインドネシアという途上国の現状に触れながら、今の自分に出来ることを精一杯にやってみたい、そして自分を試す、視野を広げるという意味でも、なんでも挑戦してみたいと思ったからです。
心のケアを含め、言葉や文化の壁を越えて、彼らが自分達に何を期待しているかをしっかりキャッチしながら、彼らの今を少しでも支えることができたらと考えました。
バリの孤児院に住んでいる子どもは十分自律している中高生ばかりで、ボランティアといっても子どもの世話をすることではないと知り、ではどうやった形で支えるのかということから始まりました。
自分の培ったものが出せるのか、出せたのか、そして何を持ってボランティアとするのか。
毎日一緒に生活を送り、見えてくる色んな問題や色んな答えがある中で、今自分達にできることを最大に考え行動にしていく日々でした。
その一つの終着点として、物資や活動、寄付だけに留まらず、生活という規模範囲での交流が大切なのだと気づかせてもらいました。
互いの文化の尊重、関心、歩み寄りが、将来の夢の確立、就職幅の広がり、そして自分にとっても彼らにとっても、自立に繋がる一歩となれたかなと、今では思います。
またボランティアの成果は短期間で大きく出る訳ではないことも事実だと知りました。しかし先人の方が積み上げてきたものを活かし、継続し、引き継いでいくこと。
またその中で洗濯機が置いてあるのに使わない、食生活、清潔にすることへの価値観、便利なものを使わないというような、伝統を守ろうとすることは、彼らのいいところでもある一方で、多くの葛藤を生んでいます。自分の馴染みのある文化を大切にする気持ちが強いことは素敵だと思いますが、ゴミ問題も含め、何をすることが一番よくて正しいのかさえ、当の彼らでも実のところわからないだろうと思います。
その答えのヒントとして、私たちの一部の施しが生きてくることを願っています。
最後に、一緒に過ごした6人の仲間にも本当に感謝をしています!
頼りないリーダーだったかもしれませんが、それぞれが大切な役割を持って支え合えて良かったかなと思いました。
孤児院、仲間との出会い、すべての経験にありがとうと言いたい!
優秀でもお金がなくて日本に来ることができない、日本語の勉強をしたいのにできない、という彼らを前にして、なんとか出来ないのかと考えたとき、今直接ボランティアをする以外に自分たちが日本に帰った後が大事になってくると感じています。
自分の力では簡単にインドネシアの人や国を豊かには出来ませんが、自分の体験を日本で語り、見聞を広めて行くこと、そしてその国際理解の輪を広めていくことが今の自分にできる最大の貢献ではないかなと思います。
次は中級プランで南米に飛びたい
掃除用具を持って行ってください!彼らには、夢を持たせてあげてください!