タイ ボランティアへの海外ボランティア
一生の思い出
以前から海外でボランティア活動をしてみたいと思っており、民族の暮らしや文化に興味があったことから今回タイの山間民族のボランティアに参加しました。私は現在大学院1年生で、学生の内にこういった活動に参加できる最後の機会だったため自分の枠を広げる気持ちで参加を申し込みました。
毎日が初めて体験することの連続で、とっても楽しかったです!初めて体験する山間民族の文化、現地の人たちの明るい笑顔と屈託のない人柄、日本での生活とは全然違っていて、不便に思うことも多かったけれど、「もっとここで生活してみたい」と強く思いました。現地のスタッフさんや村の人たちはみんな親切で温かく、現地の人たちとボランティアの人とですごく密な信頼関係があることが肌で伝わってきました。5日間と短期にも関わらず、ナイトバザールに行ったり、仏教の式典を観に行ったりと、イベントも盛りだくさんでとても楽しめました。何よりもアカ族の子供と日本語を使って遊んでる時の子供たちの笑顔が忘れられません、折り紙を折ってあげた時に言われた「リュウ、ありがとう」という言葉にはとても感動しました。登山などの大変な活動もありましたが、大変さよりも楽しさが勝っていて全然苦になりませんでした。なによりその後食べた民族料理が最高においしかった。
ボランティアに来たのにこんなに楽しんでいてばかりでいいのかな、とすごく疑問に思うことがありました。しかし先輩ボランティアの人に、現地の山間民族の生活を知って、彼らが自分たちの生活と文化に自信が持てるよう、こちらが理解することを続けていくことがすごく大切なことなんだと言われたときに今回参加してよかったと心から思えました。このことは日本での普段の生活でも当てはまることだと思ったからです。誰かを理解する時、たとえ話す言葉や宗教が違っても、相手を理解する努力を続けることが大切なんだと思いました。そうすればこんなにもお互いが楽しいということを教えてくれました。今回学んだ山間民族の文化や暮らしをできるだけ多くの友人に話したいと思いました。