ベトナム スタディツアーへの海外ボランティア

自分の世界が広がった旅

  • 評価5つ星評価 ニコニコマーク勉強になった
  • 2014年8月参加
紹介割コードin11177296b

当たり前だと思っていたことが、決してそうではないことに気づかされた、常に考えさせられる日々でした。

参加後の気持ち

勉強になった

プログラムに参加した理由を教えてください

以前から世界を、特に近年成長著しい東南アジアの国を自分の目で見てみたいと思っていました。最初は大手旅行会社のツアーなどを検討しましたが、どれも代表的な観光地を巡るものばかり…、自分の求めている「人間臭さ」の見える旅とは程遠いと感じていました。そのような話を大学の友達とする中で、ただ観光するだけではなく、ボランティア活動などを通して地域に貢献する「スタディーツアー」の存在を知りました。そして、スタディーツアーを調べていく中で、昔社会の授業で聞いて記憶に残っている「枯葉剤」、教育学部に所属している故興味のあった「外国の子ども」について学ぶことができる、実際に触れることができるこのベトナムスタディーツアーに出会い、参加を決めました。

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  • 小学校のおやつ時間
    小学校のおやつ時間
  • 現地の大学生と一緒に、子どもたちにおやつを配りました
    現地の大学生と一緒に、子どもたち...

プログラムに参加した感想は?

とにかく、1週間の内容が濃かったです!得るもの考えるものが多すぎて、日本にいるときと時間の過ぎ方が違いました(例えるなら漫画『ドラゴンボール』で主人公たちが修行をする「精神と時の部屋」のように笑)!

病院で見た枯葉剤の影響で奇形化してしまった子ども、孤児院で見た育てられない、障害を持っているからと産婦人科で親に捨てられてしまった子ども、戦争証跡博物館で見たアメリカ兵に殺害される子ども…子どもは何も悪くないのに、大人の都合によって苦しんでいる現状を目の当たりにしたとき、深い悲しみを覚えました。戦争をしなければ、親としての責任を自覚して産めばこんなことにならなかったのに…如何に大人のわがままに子どもが振り回されているか。けれども、子どもたちはそんな厳しい状況にありながらも一生懸命生きていました。その子たちのために、なにができるのかを考えていかなくてはいけないと思いました。
また、少ない給料ながらも自由気ままに仕事をし、夜は道端でお酒を飲んでいるベトナムの人々と、お金や自分の成長のために身を粉にして働いている日本の人々を比べて、何が幸せなのかについて考えさせられました。町中にいる警備員さんが、日陰で昼寝をし煙草を吸って暇を持て余して子どもと遊んでいる風景は、当時は衝撃でしたが今振り返ればベトナムらしいと思えます。お金を稼ぐことが、決して幸せとは言えないということを再認識する機会でした。

このスタディーツアーでは、普通の観光ツアーでは決して触れることができない、いわば観光地化されていない普通のベトナムの人々に触れることができました。観光地化された場所って、外国人に慣れちゃってて、素のベトナムではない特殊な場所ですからね。それだけでも価値がありましたが、日々の生活に奮闘している人たちを見た上で、そのことについて参加者同士で意見を言い合うことができた点も、行ってよかったなと思える点です。何の先入観もない見ず知らずの人と寝食を共にし、意見を共有することで自分の中に新たな見方考え方が生まれ、より成長することができたと思います。今回は4人と少なめの参加者でしたが、その分、お互いを知ることができとても濃い人間関係をつくることができました。なにより建国記念日の花火を見ることができてサイコーでした!
また、ガイドさんがいたおかげで、多くの知識を得ることができました。ガイドをつけない一人旅では得られない現地の情報をたくさん吸収することができました。
行ってよかったと思う反面、もっと早く行っておけばよかったと思います。今後は可能な限り機会をつくって、違う国も訪れてみたいです。
ありがとうございました!

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

教育現場にて、子どもたちが社会について考える教材として用いていきたいです。これからの世界を導く子どもたち次第で、この世界はまだまだよい方向に変わります。教育が変われば、世界は変わります。すぐには変わらないかもしれませんが、この説得力のある素材を用いて、少しずつ種を撒いていきたいです。そして、世界のすべての子どもたちが幸せに暮らせるような世界にしたいです。
また、日本でも様々な国の人たちが生活をしています。今後ももっと増えるでしょう。自分自身ベトナムに行くまでは日本の価値観を押し付けるような見方しかできていませんでした。なんでこの国の人はもっと真剣に仕事をしないのだ…と。しかし、今回ベトナムに行くことで国によってあまりに文化や価値観が違うことを痛感しました。なので、これからは相手の国に興味を持ち、相手の国の価値観を理解した上で接していけるよう努力していきたいです。

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  • 孤児院での様子。いっぱい遊びました。
    孤児院での様子。いっぱい遊びました。

ぼらぷらのプログラムでもう一度参加したいですか?

はい

理由

安心して過ごすことができたから

これから参加される方へアドバイスお願いします!

思い立ったが吉日です!後先考えず、まずは行ってみませんか?たとえ英語が話せなくても、なんとかなりますよ(^^)躊躇している時間がもったいないです!